拝啓、父上様
-ストーリー-
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ある日、「坂下」に出版社の文草社から予約が入った。売れっ子作家の津山冬彦(奥田瑛二)も来ると聞き、大喜びの松子(高橋史子)。喫茶店「ルオー」でも津山が話題になっていた。テレビや雑誌にさりげなく映りこむのが趣味のルオー(久保隆徳)は、今日、津山が神楽坂で雑誌の撮影をするとの情報を聞き、いてもたってもいられずソワソワ。そこに坂下保(高橋克実)と組合長の中込(渡辺哲)と南(森富士夫)がやって来た。奥の座席に座るやいなや、保にマンション建設を計画している竹地建設やイースト証券と「坂下」の関係を問う中込。イースト証券はお客様だと話す保に、中込は「坂下」の土地がマンション用地として売却予定の噂が流れていること、その計画には坂下律子(岸本加世子)が加担しているらしいことを話した。寝耳に水の話に保は驚くばかりだ。

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