ハチミツとクローバー
Story
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食事の支度の合間、竹本は、棟梁の仕事を手伝うようシンに言われる。が、いくら手先が器用とはいえ、竹本の持っている技術など何の役にも立たなかった。屈辱感を味わった竹本は、その夜、ひとりでノミの使い方を練習した。
ある日はぐみは、庄田(松重豊)から、会議の間だけ息子の面倒を見てやってほしい、と頼まれる。庄田の息子は、アスファルトにチョークで絵を描いていた。そのようすを見つめていたはぐみは、一緒になって絵を描き始めた。それがきっかけで、絵を描く楽しさを思い出したはぐみは、キャンバスに向かった。そのそばには、四つ葉のクローバーが添えられた、竹本からの絵葉書が飾られていた。
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