ハチミツとクローバー
Special Talk
Part2
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Q.それぞれが凄く個性的な役どころですが、どんな感じで演じていきたいですか? おひとりずつ教えてください。
【原田】
「ハチクロ」は漫画だったり映画だったりで、本当に一ファンとして見ていた時間が結構あったので…。だから凄く客観的に「山田あゆみ」という人物をとらえられる部分もあるし、逆に先を知ってるから、あゆに寄り添うためには「もうちょっとどうにかしないとな」っていうのもいま何となく感じていて。でも、こういう雰囲気の中で、青春というか、そういうものを体現できたらいいなとも思っています。手探りな部分もありますけど、役については、凄く楽しみにしているし、一緒にこの「ハチクロ」っていう船に乗り込ませてもらった一員として、山田あゆみとして、何ができるかな、っていうことは考えています。
【成宮】
森田先輩は、普段はおちゃらけているんですけど、その中で全体のことをちゃんと見ていて…。非常に繊細な人だからこそ、ああいうふうにワイワイやってる方が楽なんだろうな、と思います。みんなを盛り上げるムードメーカーであろうとしているんですけど、明るさの中にあるせつない部分とか悲しい部分とか、そういう部分を見つけたいなって思いながらいまは演じています。作品の中で、男3人は…真山と一緒に竹本をいじめ、完璧にドSな(笑)、ドSとドMな関係で進んでいき…。森田は、基本的にSですよね。で、あゆみとは、「この2人付き合っちゃえばいいんじゃないかな?」って思うくらい分かり合ってるのに、全然くっつかないし、2話ではぐちゃんにもうキスしちゃうしね(笑)。大変ですよね。でも、はぐちゃんとは感性の部分で凄く、同じ次元でパチンと合う何かがあって、そこにすごく惹かれたりとか。ある意味、動物的で感受性の強い人だな、という風に思っています。
【生田】
竹本は…それこそ男3人でいるときは振り回され、そのうち山田あゆみにもケリを食らい(笑)。
【成宮】
もう何回蹴られた?
【生田】
もう30回行ったね。1回目はスニーカーだったからよかったけど、今日はブーツだった。ブッチャーのような、とんがりブーツで(笑)
【原田】
凄く痛かったと思う。ごめんなさい…。
【生田】
いやいや、全然やってください、っていう感じだけど。それはおいておき、わりと振り回されてナンボだし、いじめられてナンボなキャラなんですけど、視聴者の目線に一番近いのは竹本だったりもするので、物語を引っ張っていかなければならない人物として、あまりブレすぎないように、振り回されつつもそこはキッチリと手綱を握っていきたいなと思います。
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