西遊記
-Story-
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中には、半分ほど水が残っていた。岩傑は、半分を子供たちに飲ませたと悟空に謝る。岩傑は子供たちを気遣い自分は水を飲んでいなかったのだ。そんな岩傑に悟空が水を差し出し、二人は和解した。
悟空と心を通じさせた岩傑は、自分や町の話を始めた。岩傑によると、自分たちは元漁師だったが、いつの間にか川が干上がり、井戸も枯れてしまったと言う。そこに、お水様が現れ、どこかから水を都合してくれることで助かっていると。そして、岩傑は水不足の原因はこいつだと店の人相書きを促した。井戸の底の水源に妖怪が棲みつき、水を封じているのだ。
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