西遊記
-Story-
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悟空がショックを受けていると、獏念が現れて自分の言った通りだろうと語る。夢の世界では誰も悲しまないと続ける獏念に、悟空は明日を生きていたはずの人たちがいると反論。そして、三蔵に仲間たちと一緒に再び天竺を目指そうと悟空は訴えた。そんな悟空を、獏念は眠らせてしまう…。
恵泉と2人きりになった三蔵の心には、悟空の訴えが響いていた。天竺に行くことは、世のため人のために生きることは亡き母との約束であり、仲間を裏切らないことはなき母の教えでもあったのだ。三蔵は、引き止める恵泉を振り払って部屋を出る。

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