不機嫌なｼﾞｰﾝ
-ｽﾄｰﾘｰ-
第7話(2月28日放送)
ﾃﾆｽ大会で仁子は南原とﾍﾟｱを組んで優勝。その帰り道、車を運転する南原は仁子を自宅に誘う。仁子が断ると、南原はやり直したいと言い出した。相手にしないで仁子が車から降りてしまうと、南原は自分が歩いて帰ると言い、同乗していた柳川にｷｰを預けた。
仁子が実験室で電話をしていると、勝田隼人(ｵﾀﾞｷﾞﾘｼﾞｮｰ)が入ってきた。用件を尋ねる仁子に、勝田は南原の所在を聞く。不在を告げる仁子に、勝田はまた訪ねてくることを南原にも伝えて欲しいと言って帰った。
次の日、吉田佳(もたいまさこ)は研究員たちに、南原がﾐﾈｿﾀの大学に移ることを告げる。少しｼｮｯｸの仁子は、南原になぜﾃﾆｽ大会の日に教えなかったのかと尋ねる。すると、南原は話したら何か変わったのかと問い返す。
その後、仁子は南原が去った部屋の整理された荷物の中に、かつて自分が書いた論文を見つける。その中には、仁子の写真があった。仁子は、旅立とうとする南原を追いかけ、今書きかけている論文を渡す。そして、今回はｷﾁﾝと別れたいと南原に告げた。南原は、ﾛﾝﾄﾞﾝでの仁子との生活を振り返り、仁子を愛していたと語る。だが、それは別れてから気づいたと。改めて愛を告白する南原に同意する仁子。だが、仁子は過去のことだとも付け加える。そんな仁子の額に、南原は別れのｷｽ。仁子の目に涙があふれてくる。そうして、2人はまた会うことを約束して別れた。
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