不機嫌なジーン
-ストーリー-

第7話(2月28日放送)

その頃、仁子は真岡早智子(井上訓子)と喫茶店にいた。健一との別れを、まだ引きずっていると話す仁子に、早智子は「思い出もいつかは風化する」とアドバイス。「南原との別れをどう乗り切ったのか」と尋ねる早智子に、仁子は「憎しみをパワーにした」と答える。また、仁子は、「今回はとことん苦しみぬくことにする」と早智子に自分の携帯電話を預けた。と、岡元めぐみ(片瀬那奈)を伴った健一が店に入ってきた。仁子は、慌てて店を出る。

公園で神宮寺が本を読んでいると、走ってきた仁子が転んだ。そこに、健一が追って来る。仁子に言い訳をしようとする健一を神宮寺は去らせた。起き上がった仁子は、健一の優しさを思う。だが、憎くてたまらないとも…。「何回失敗しても恋がうまくならない」と言う仁子。すると神宮寺は、「仁子は生き物として正しい」と言う。それに比べて南原は…。神宮寺は、先ほどスポーツジムで会話した南原の人間として末期的な症状を話す。

研究室で、メンバーがテニス大会の話をしていると、仁子の弟、信二(加藤康起)が来た。信二は、南原の部屋へ。信二が仁子の弟だと知った南原は、ロンドンでの出来事を語る。仁子が、阿部と話しながら歩いていると信二が現れた。大学合格を報告する信二を祝福する仁子。仁子は、信二と阿部の3人で仲良く家路に着く。

その夜、南原はマンションに女を連れ込んでいた。だが、まさにこれから…という時、インターフォンが鳴る。神宮寺だ。神宮寺は、ある出来事から逃げようとしていると南原を責める。南原は、ミネソタの大学に移ろうとしていた。女を帰した南原は、神宮寺に逃げていないと言いわけ。すると、神宮寺はそもそも南原が日本に帰って来たのは、干拓事業と仁子に会うためだったのではないかと指摘する。

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(C)フジテレビジョン