不機嫌なジーン
-ストーリー-
第10話(3月21日放送)
研究論文提出期限の日。仁子が自宅でデータを整理していると、三井茂人(大鷹明良)から電話がかかり催促される。翌朝までには提出すると頼んで仁子が電話を切ると、パソコンがフリーズ。仁子は南原に電話して代替のパソコンを頼む。仁子の家に来た南原は、甘い言葉一つ無いことに不満顔。風呂に入ると言う南原は、仁子の机上に干拓事業反対決起集会の記事が置いてあることに気付く。
南原が風呂に入ろうとすると、仁子が慌ててやって来た。パソコンがフリーズしたと言う。とりあえずの処置を指示した南原は、仁子を風呂に引き入れた。少し頭を冷やした方が良いとアドバイスする南原。また、干拓事業にも首を突っ込み過ぎないようにと諭す。だが、仁子は反対。仁子は人間の利害で他の生物が失われることを嫌う。南原の、人間も他の生物と同じでやりすぎて自滅するなら仕方がないという考えとは相容れぬもの。意見が衝突した仁子は研究に、南原は濡れたまま、コートを羽織って帰った。
翌朝、仁子は山本に研究レポートを提出。だが、山本は既に期限は切れていると、レポートを投げ捨てる。その次の日、南原が山本を訪ねた。南原は、仁子のレポートを褒める。そして、山本が仁子の論文を利用し、大学を辞めさせるようなことがあれば、しかるべき処置をとると告げる。山本は、南原と仁子がかつて交際していたことで脅すつもりかと言うのだが、南原は優秀な人材が潰されるのを阻止したいだけだと答えた。
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