不機嫌なジーン
-ストーリー-
第10話(3月21日放送)
数日後、森にいる仁子の元に神宮寺潤(小林聡美)が来た。仁子は、熱心に研究に対する自分の考えを述べるが、神宮寺は全く聞いていない。神宮寺は、南原や勝田から愚痴を聞かされるのが嫌で逃げてきたのだ。そんなところに、若狭宗夫(平山広行)と佐々木京太(小林俊)が手伝いに駆けつけ、仁子の研究は弾みをつける。
そんな頃、勝田の干拓事業反対派は農林水産省へ直接抗議をすることに。それを知った浜口剛(田中要次)が属する推進派も、農林水産省に事業推進の要請書の提出を決定した。
森から戻り、実験室で研究する仁子を勝田が訪ねて来た。勝田は幼少時に会った干潟を研究する学者に憧れたが、裏切られたと話す。仁子は、あることを口にしようとするが言えない。だが、仁子は近く農林水産省へ直訴に行くという勝田に、自分も連れて行って欲しいと願い出た。
神宮寺とティータイムを取る南原は、仁子と会っていないと愚痴る。だが、仁子には研究を通して成長して欲しいと南原。しかし、心の中には仁子を自分の手の内にしておきたいという思いがあった。そんな心を見透かされたように、南原は神宮寺から男はいつでも女の上にいたいと思っていると言われてしまう。そんな神宮寺だが、自分も夫に一つだけ勝てないものがあることが心地良いと言う。
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