ガリレオ
- No.006 -
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実は坂木は、薫とは小学校時代の同級生で、現在は占い師をしていた。坂木の店の名前は『モリサキレミの占いの館』。つい最近、薫は、偶然この店を訪れ、坂木と再会を果たしていた。その際、坂木は、モリサキレミとは自分の守護天使の名前だ、などと薫に説明していた。
捜査にあたった弓削(品川祐)たちは、坂木が客として店にやってきた礼美のことを、ここひと月ほどの間ストーキングしていた、と薫に告げる。その間、坂木は、「僕と君は赤い糸で結ばれている」といった内容の手紙を何通も礼美に送りつけていた。

薫は、坂木の店と、礼美の名前が同じことに不審を抱いた。由美子によれば、礼美は、1ヵ月前に友人に誘われて坂木の店を訪れるまで、彼とは面識がないという。しかし、坂木が店を出したのは数年前のことなのだ。
弓削は、容疑者の知り合いだという理由で薫を捜査から外す。そんな折、薫の携帯電話に坂木から連絡が入る。そこで坂木は、自分を部屋に呼んだのは礼美の方だと薫に告げた。坂木が占いに使っていた水瓶に、「会いに来て」という礼美からのメッセージが浮かんだというのだ。

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