不信のとき
-Story-
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銀行振り込みでキッチリ2000万を奪い取られた義雄は憔悴しきって小柳に電話で報告。小柳は電話で義雄を励ましながら、マユミのマンションへ。だが、部屋はもぬけの殻で、自分と初子のことは忘れてほしいというマユミからの短い手紙だけが残されていた。
更に数日後、道子が自宅にいると、近藤が訪ねてきた。道子の幸せの象徴である家を見てみたかったのだ、と。そして、義雄と別れて、自分と結婚してほしいと告げた。同じ頃、すっかり憔悴しきった義雄は、会社のロビーで小柳と待ち合わせをしていた。同様に憔悴している小柳に近づこうとしたその瞬間、義雄は腹部に激痛を覚え、その場に倒れこんだ。
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