不信のとき
-Story-
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千鳥足でマンションに帰ると、俊也はおらず、法子が一人で泣いているのを見たマチ子は、ますます苛立ちを募らせてしまう。
一方、道子は近藤とレストランで楽しく食事を。店を出ると、転びそうになった道子を近藤が抱き寄せ、その耳元に何事かささやいた。その言葉を聞いた道子は、表情を凍りつかせる。そんな二人の様子を俊也が物陰からカメラに収めていた。
帰宅した道子は義雄を見つめ、何か言い出そうとしていた。その時、マチ子は浅井家の地図を手にふらふらと夜道を歩き、ついに浅井家の玄関の前に立ち、インターフォンに手を伸ばした…。

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