不信のとき
-Story-
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一方、マチ子の弟、俊也(和田正人)の就職先が東京に決まった。俊也は日曜くらいデートに行けばいいと言うが、マチ子は日曜だからできないのだ、と一人つぶやいた。
道子のもとを訪ねた沖中和子(杉田かおる)は、近藤慶(小泉孝太郎)の書道教室に通いたいから、頼んでもらえないかと言う。道子が電話すると、近藤は快く彼女の申し出を受け入れてくれた。やがて、和子とともに教室を訪れた道子がラベルの書を見せると、近藤はいい字だと賞賛。もう一度、書道教室を開いてはどうかと進言する。
義雄はマチ子の店に行った後、彼女のマンションを訪れ、自分の子どもが欲しいと言ったのは本気かと尋ねた。マチ子は本気だと答え、金などいらないし、妻との離婚も要求しないと言う。そこへ突然、俊也が帰ってきて、義雄は動揺。義雄があわてて帰っていった後、俊也はマチ子に、不倫ならやめておけと忠告する。
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