エンジン
-Story.2-
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一方、ホームでは美冴のために朋美が大学の資料をまとめている。初めて子供たちへの手ごたえを感じたと話す朋美に、鳥居はそう簡単ではないと言う。果たして、美冴はその日学校で行われたテストを無断でさぼっていた。
夜、次郎が帰ると階段の下に美冴がいた。次郎に声をかけられると、逃げるようにホームに駆け込む美冴。そんな美冴に、朋美は学校をさぼった理由を尋ねる。すると美冴は、親が夜逃げしてしまった自分が大学に行き、将来を考えるのは無意味だと突きつけた。どうせ夢を持っても裏切られると訴える美冴に朋美は、可能性はあると勇気づけようと…。しかし、美冴は、きれいごとだと自室に入ってしまう。そんなやりとりを次郎が見ていた。
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