Vol.2 離ればなれのシュガー
- ストーリー -

出版社に勤める中山まどか(関めぐみ)は今井聡(黄川田将也)と同棲生活を送っていた。「掃除しろ」「きれいでいろ」「苦手なものは克服しろ」。ご飯はぜったい手作り。買ってきたお惣菜なんて言語道断…つきあいはじめの頃はそんな几帳面な聡の言葉に応えようと、まどかは一生懸命頑張ってきた。しかし最近では仕事の忙しさも手伝って、すべてが面倒くさくなりはじめていた。
「それって倦怠期じゃないですか?」まどかの会社の後輩・内藤正人(岡田将生)は、そんな二人のことを言う。実は内藤は密かにまどかに好意をもっていた。

そんな矢先、聡が仙台転勤となった。会えない時間、寂しさ…でも二人は、お互いが信じあっていれば大丈夫、と離れてくらしはじめた。離れていることで逆に相手を思いやる優しい気持ちを持ち始めていた。
聡が仙台に転勤になって1ケ月。その日はまどかが聡に会いに、はじめて仙台を訪れる日。この日をどんなにか心待ちにしていたまどか。しかし、仕事を終えて編集部に帰ると編集長(細川智三)の怒鳴り声が!内藤が特集頁にまったく手をつけていないというのだ。まどかは内藤の仕事を手伝うことを決め、聡の元へ行くことをあきらめた…。

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