駅路
- 作品紹介 -

▼松本清張氏とは?
1909年12月生まれ。福岡県北九州市出身。
印刷所見習い、新聞社広告部嘱託、社員等を経て、作家としては異例の42歳からのスタートであったが、「或る『小倉日記』伝」で芥川賞受賞。新しい物語性と平明さが多くの読者に支持され、その後、『点と線』『眼の壁』などが空前のベストセラーとなる。第5回日本ジャーナリスト会議賞、第1回吉川英治文学賞、第18回菊池寛賞、89年度朝日賞など、受賞歴多数。その他代表作に、『砂の器』など。1992年に没するまでの作家生活四十余年、その作品は長編・短編ほかあわせて千編におよぶ。

▼向田邦子氏とは?
1929年11月生まれ。東京都世田谷区出身。
実践女子専門学校卒業後、映画雑誌などの編集者を経て、1958年頃よりシナリオ作家としての活動をスタート。
1964年に放送されたテレビドラマ『七人の孫』で売れっ子作家となり、その後、『だいこんの花』、『寺内貫太郎一家』『阿修羅のごとく』などのヒット作を多数生み出す。その独特の世界観は"向田ドラマ"と称され、現代のホームドラマの礎を築いた。
作家としても優れた作品を数多く残し、1980年には、小説新潮に連載された短編小説『花の名前』『犬小屋』『かわうそ』(『思い出トランプ』に所収)で、第83回直木賞受賞。
1981年8月飛行機事故により逝去。
その2年後の1983年、優れた脚本家に与えられる『向田邦子賞』が創設された。

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