ダンドリ。
-Story-
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夕方、ふさ江は、一度家に戻り、入院した要の着替えなどを用意していた。そこに圭三がやってきた。圭三は、明日さつき市を離れることを伝え、「いままでのこと、申し訳なかった」とふさ江に頭を下げると、要と慶一(小関裕太)名義の預金通帳を残して立ち去る。要の病室に向かったふさ江は、圭三のことを要に伝えた。「もし会いたかった私に遠慮しなくてもいいのよ」というふさ江の言葉に、要は困惑していた。

あくる日、練習していた双葉たちのもとに、退院した要が顔を出す。そこで、迷惑をかけてしまった渡に謝る要。すると渡は、要たちがチアダンスをやり遂げること以上に大事なものはない、と要に告げた。そして、自分が中途半端なまま投げ出してしまったことに向き合う決心が出来たのは、要たちから何事も前向きに、楽しんでやることを教えてもらったからだ、と続けた。

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