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-第七話物語-
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その頃、神林は啓太を応援する小野田朝雄(中村敦夫)のグループを買収しにかかる。徐々にその成果が現れ始めた。一方、啓太は、貴江(富司純子)になぜ理香を引き止めないのかと聞かれる。父親なら、大事な秘書を決して手放したりはしないと言う貴江に、啓太はある決意をした。

次の日、啓太は官邸の屋上に理香を呼び出して、自分の素直な気持ちを伝える。総理としてではなく、朝倉啓太個人としてそばにいて欲しいと。理香の心は揺れる。

啓太が執務室に戻ろうとすると、秘書官室では百坂哲也(西村雅彦)たちがテレビのニュースに釘付けになっていた。ついに神林が、啓太の補正予算案を否決するための小野田グループ切り崩しに成功していたのだ。すぐさま小野田に電話をかける啓太。そこで啓太は、この切り崩しの黒幕が神林であることを初めて知る。

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