ブザー・ビート
<Story 04>

練習に集まったアークスの面々は、マネージャーの春日部(金田哲)から、夏のスポーツフェスタに協力するよう指示される。アークスも例年どおりスポーツフェスタにブースを出し、サイン会やグッズ販売などを行ってファンクラブの会員を増やそうとしていた。宇都宮、そして廉(金子ノブアキ)の姿はなかった。ふたりは、日本代表の強化合宿に参加していたのだ。

そんな中、秀治は、莉子と麻衣の部屋に引っ越した。麻衣は、細々と秀治に注意事項を伝えた。

スポーツフェスタ当日。直輝たちアークスの選手は、ユニフォーム姿でファンサービスに務めた。菜月としおん(小松彩夏)は、アークスブースでグッズの販売をしていた。そこに、浴衣姿の莉子と麻衣もやってきた。莉子たちは、川崎らと楽しいひと時を過ごした。その際、莉子は、直輝のグッズが売れ残っていることに気づく。

莉子と川崎が歩いていると、そこに川崎の大学時代の友人・柏崎がやってきた。柏崎は、莉子を見るなり、川崎に10万円払わないと、と言い出す。以前、仲間内で集まった際に、川崎が「夏までに固めの女を見つける」と言い出したため、金をかけたらしい。その話を聞いて激怒した莉子は、強引に川崎の腕を振り払って帰ってしまう。

アパートに戻った莉子は、麻衣に慰められていた。そこに直輝から電話が入る。直輝は、川崎は信用できない人間ではないからきちんと話すべきだ、と莉子に助言する。

別の日、直輝や菜月たちは、陽一(加藤慶祐)の店で、日本代表のニュースを見ていた。足首を痛めてしまった廉は、別メニューで調整をしているらしい。そのとき直輝は、廉が菜月の部屋に落ちていた黒いアームバンドと同じものをしていることに気づき、菜月にその話を切り出す。すると菜月は、廉が会社に忘れたものを預かっていたが間違って持って帰ってしまった、と直輝に説明した。

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