鹿男あをによし
-トピックス-
第十回

もっと、ディープに楽しむために!「鹿男あをによし」的"用語解説"〜其の一

藤原くん(綾瀬はるか)も解説してくれているけれど、知っているとさらにドラマが楽しめる歴史や事象に関する用語を解説します。今後の謎を解くキーワードも含まれるので、チェックしてね。

◎鯰絵【なまずえ】
江戸時代、地面の下にいる巨大鯰が暴れると地震が発生するという民間信仰をもとに発行された錦絵。安政の大地震後、江戸を中心に大量に出版された。現在、数百種類の絵が確認されているが、なかでも、武甕槌尊が要石で大鯰の頭を押さえつけている絵は特に有名。

◎宝永噴火【ほうえいふんか】
江戸時代の1707年(宝永4年)12月に富士山が噴火した事件。この噴火は、日本最大級の地震の直後に発生したとの記録がある。平安時代に起きた「延暦の噴火」「貞観の噴火」とともに、「富士山三大噴火」と称される。

◎武甕槌尊【たけみかづちのみこと】
日本神話に登場する神。鹿島神宮に祭られていることから、鹿島(大明)神とも呼ばれる。また、武甕槌尊は武芸の神ともされている。

◎神無月【かんなづき】
旧暦で10月をいう。「神無」という文字から「神のない月」とされる。10月に全国の神々が出雲大社に集まるため、諸国から神がいなくなるとされることからこう呼ばれるようになった。反対に、出雲国(現在の島根県)では、「神有月、神在月(かみありづき)」と呼ばれる。

次へ

もどる
0.鹿男あをによし TOP

(C)フジテレビジョン