鹿男あをによし
-トピックス-
第一回

プロデュースを担当する土屋健プロデューサー(共同テレビ)は今回のドラマ化に関して、
「日常から万城目さんが作り出した世界へと自然に引き込まれ、全く想像もつかない展開にぐいぐい引っ張られる圧倒的に面白い作品。いつしか主人公を一生懸命に応援するようになり最後にはホロリとさせられる。なおかつ作品の根底には、今伝えなくてはならないメッセージが織り込まれていると思い、ほかの誰かに映像化されるのは悔しいと思ったので連続ドラマ化へ踏み切りました。クリアすべき難題が多々ありますが、大まじめに、不可思議でいまだかつてない壮大な物語に挑戦したいと思います」と語っています。

ちょっぴり神経質でちょっぴり世間知らずな"おれ"を演じるのは、二夜連続ドラマスペシャル『のだめカンタービレinヨーロッパ』を2008年新春に控える玉木宏さん。鹿に"印"をつけられることによって"鹿男(?)"になる"おれ"を、話題作への出演が目白押しで、役者として伸長著しい正統派のイケメン・玉木さんがどう演じるか見ものです。「原作を読んでいる時から、ややもすると荒唐無稽にも見える(鹿からの)指令に戸惑い、翻弄されながら頑張る"おれ"を演じている玉木さんの姿が頭に浮かんでいて、玉木さん以外にあり得ないと思いました」(土屋プロデューサー)。そんな熱い思いから、今回の出演が決定しました。

そして、"おれ"より年下の妻子持ちで、いつもかりんとうを片手に歴史オタクの立場から"おれ"に的確な助言をくれる"藤原くん"。原作では男性の"藤原くん"を演じるのは綾瀬はるかさんです。「彼女の持つ、素の部分で天真爛漫な魅力が"藤原くん"のキャラクターに合っているのではと思い、ドラマではあえて女性化しました」(同プロデューサー)。ドラマでは原作よりも"おれ"のパートナー的役回りで「数々の難題をクリアする上で一番重要な相棒」(同プロデューサー)として、鹿からの難題に挑む役になるそうです。

演出を担当するのは大ヒット映画『HERO』を手がける鈴木雅之。また、偶然にも玉木さん、綾瀬さんは本年の 「エランドール新人賞」の受賞者という共通点も。

さらに、原作の世界観を壊すことなくドラマ化するため、ロケ撮影は世界遺産に指定されている寺社などが多数現存する奈良市を中心に行う予定になっています。

もっとも旬の原作、役者、演出家がタッグを組んでお送りするドラマ『鹿男あをによし』にご期待ください!

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