鹿男あをによし
ストーリー
《4/11》

次の日、小川が職員室にいると、堀田がやってきて小川を廊下へ連れ出す。ふたりが壁に貼られた鏡の前に立つと、そこには、人間の顔をした堀田と、鹿顔の小川が立っている。堀田は鹿から事情を聞いたが、自分だけ元に戻るのは納得がいかないと言う。しかし小川は、堀田が鹿顔になった原因は自分にあるのだし、自分は数日後には東京へ戻るから気にしなくていいと言う。そんなやりとりを見ていた藤原はひとり鹿の元へやって来ると、小川の顔を戻してくれと直談判する。鹿は取り合わないが、それでも食い下がる藤原に、思わず「教えられない」と言ってしまう。方法はあるが"教えられない"と直感した藤原は粘るが、結局、はぐらかされる。そんな鹿に「ケチ!」と、藤原は憤慨する。

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