鹿男あをによし
ストーリー
《2/6》

強豪の京都だけあって、京都1人目の先鋒に、奈良は4人目の副将・佐倉雅代(藤井美菜)まで費やすという展開になる。ケガを押して出場した佐倉は意地を見せ、先鋒から1本を奪う。ところが、ケガを悪化させリタイアすることに。そうなると、大将の堀田が4人抜きをしなければ京都には勝てない。堀田の実力をしても、それは至難の業だ。大和杯の優勝プレート="サンカク"を熱望する小川でさえ、あきらめムードだった。ところが、そんな小川を堀田が一喝。大和杯を取る、と言うとコートへ進んでいく。

緊張感が漂うなか、堀田は2人目の次峰と向き合う。そして、先方が様子見の姿勢を見せたその瞬間、前進した堀田が相手を打つ。これを皮切りに、敏捷な動きと鋭い竹刀さばきで堀田が勝利する。そして、体格でもパワーでも勝る京都の3人目、4人目も打ち負かす。そして、いよいよ大将戦。京都の大将は、国体で準優勝したこともある猛者で余裕の表情を見せる。一方の堀田は、疲れを見せはじめ吐く息も荒い。小川は祈るような気持ちで堀田を見つめる。

前へ|次へ

もどる
0.鹿男あをによし TOP

(C)フジテレビジョン