鹿男あをによし
-インタビュー-

【篠井】
おふたりは、はるちゃんに何て呼ばれているんでしたっけ?
【酒井】
僕、トシちゃん!
【キムラ】
私、ミーちゃん!
【篠井】
完全にはるちゃんのおもちゃにされています、このおふたりは(笑)。でも、素晴らしいでしょ。この現場はみなさんとてもいい方ばかりなんですよ。玉木(宏)さんも、多部(未華子)さんも、(佐々木)蔵之介さん、児玉(清)さんもみなさん自然体で。ヘンな緊張感をもったり、怖い気持ちになることが全然なくて。だから、現場に来るのが楽しいんです。
【キムラ】
そして、また英介さんがかっこいいし、やさしいんです。本当にやさしい。
【篠井】
そんなことはないでしょう。
【キムラ】
いえ、そうなんです。気の配られ方がとにかく凄い。私が最高に驚いたのが、先日のバレンタインデーのこと。きっとチョコレートの差し入れは多いだろうからと、私は気を使ったつもりでクッキーを持って行ったんです。だけど、英介さんの差し入れは何だったと思います?はるさめスープですよ、はるさめスープ。
【酒井】
そうだ。そうでしたね。
【キムラ】
あの日は、みんなあれを食べたかったと思いますよ。甘いものを食べたあとですから、塩気があるものが食べたいじゃないですか、しかもヘルシーだし。英介さんといると、食べたいときに食べたいものがポンと出てくる気がするんです。お芝居に関しても同じで、現場を俯瞰でご覧になって、そのとき一番望まれているものをフッと出す。もう、素敵過ぎます。
【篠井】
いえ、いえ。単にタイミングがよかっただけですよ。

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