アタシんちの男子
- 最終話 -
千里(堀北真希)は、国土(つるの剛士)の協力を得て、トリックハート城に戻った。トリックハート城では、城に立てこもった風(要潤)、猛(岡田義徳)、翔(向井理)、優(山本裕典)、智(瀬戸康史)、明(岡山智樹)の大蔵家六兄弟と、彼らを強制的に立ち退かせようとする時田(山本耕史)たちの間でにらみ合いが続いていた。
時田は、平次(永山絢斗)や千里親衛隊のメンバーを全員『ミラクル』に入社させると、千里の借金を帳消しにするからと言って、彼らを強制立ち退きに協力させていた。千里を城の中に入れるために自ら犠牲になって捕まった国土は、時田は嘘をついている、と平次たちに訴えた。平次たちは動揺を隠せなかった。
するとそのとき、城から夜空に向かって光が放たれ、巨大な新造(草刈正雄)の映像が浮かび上がった。その映像は、新造が作ったロボット『みらくるん』から発信されていた。『みらくるん』を操作していたのは、メイドの井上さん(江口のりこ)だった。
新造は、このときを予測していたかのように、城を破壊したら望むものは永遠に手に入らなくなる、と時田に警告した。時田がその本当の目的を果たすためには、7人の勇者が必要だというのだ。続けて新造は、千里と兄弟たちの名前を順に呼び、信じてきたことをやり遂げればやがて一冊の本に出会う、と告げる。その本には、大切なものを守る方法が記されているらしい。だが、その本は、千里の契約満了日と同時に消滅してしまうのだという。千里の契約満了日は2日後だった。新造の映像は、最後に何かを言い残したまま、途中で切れた。時田は、新造の言葉を無視して、城への突入を命じるが、直前になってそれを撤回し、しばらくようすを見ることにする。
千里たちは、自分たちが信じ続けてきたこと=母親十か条のクリアに挑んだ。彼らが第七条の発明品を完成させたのを確認した響子(高島礼子)は、第八条が『大蔵兄弟Q&A』であることを告げる。1000問ものクイズを何とかクリアした千里たちは、続いて第九条『お揃いのリストバンドを作れ』に挑んだ。
千里がリストバンドの刺繍に取り組んでいる間、兄弟たちはサウナに入っていた。すでに彼らは、城を守った後、どうすべきか決意を固めていた。それを聞いた猛は、最後に残る、千里のことをどうするべきか決めようと言い出す。サウナにどれだけ長く入っていられるで勝負して、勝った者が千里に告白すればいい、と提案する猛。その勝負を受けたのは、優、智、そして翔の3人だった。(→)
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