アタシんちの男子
- 第6話 -
千里(堀北真希)は、大蔵家長男の風(要潤)から、半ば強制的に恋人役を務めるよう頼まれる。女性関係でトラブルを起こしていた風は、千里に恋人役を演じさせることでピンチを切り抜けようとしていた。母親十か条をクリアしなければならない千里は、恋人役を務めればトリックハート城に戻ってくるという風の言葉を信じて、それを承諾した。ところが、風にはなんと27人もガールフレンドがいるのだという。千里は、急きょ設置された謝罪会見場で、やってくる風のガールフレンドたちに頭を下げ続けた。
そのころ風は、千里の部屋を物色していた。三男の翔(向井理)は、そんな風の本当の目的を言い当てる。風の狙いは、千里の部屋に隠された新造(草刈正雄)の遺産だった。
五男の智(瀬戸康史)はサウナルームで雑誌を読んでいた。そこにやってきた四男の優(山本裕典)は、智が持っていた雑誌に、「告白に成功する方法」という特集があることに気付く。優は、千里に告白するつもりなのかと智に問いかけた。それを否定する智。安心した優は、自分が相手役をやるからその告白方法を練習しようと智に提案する。が、ちょうどそこにやってきた千里に裸で抱き合っているところを目撃された優たちは、その関係を誤解されてしまう。
一方、次男の猛(岡田義徳)は、バイク便会社の社長(芝崎昇)から頼まれていたアタッシュケースを指示された場所に届ける。どうやらそこは、大物政治家の家らしい。猛は、応対したSPに、アタッシュケースの中に入っていたダイナマイトを使ってしまったと告げる。だが、SPは、ダイナマイトなど頼んでいない、という。中身をすり替えたのは響子(高島礼子)だった。響子は、千里たちが温泉を掘り当てようとしていることを知り、アタッシュケースにダイナマイトを入れておいたのだ。
そんな中、風と翔は、千里の部屋にある恐怖時計の中から鍵を発見する。そこにやってきた千里は、謝罪に同席もせずにいい加減な態度をとる風に怒りをぶつけた。すると風は、新造の本当の顔も知らないくせに母親づらするな、と千里に言い放つ。トリックハート城を飛び出した千里は、ネットカフェを訪れる。そこで千里は、国土(つるの剛士)から、風の目的は新造の遺産であることを教えられる。
優は、どちらが千里を迎えに行くか、勝負しようと智に持ちかける。智がマジックを披露してそのタネがわかるかどうかで勝敗を決めようというのだ。
同じころ、翔は、千里の部屋から見つかった鍵に記されていた『裏に隠された真実を見よ』という言葉から、新造が残した発明品に取り付けられていたプレートの裏にそれぞれ『愛』『愛』『得る』『得ぬ』『爺』『部位』という刻印がしてあることに気づく。(→)
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