危険なアネキ
-Story-
[4/4]
『みながわ』復興プレイベント当日。勇太郎は控え室で、旧『みながわ』を望月と飲み交わす。望月は、『みながわ』の味の良さを改めて褒める。イベントが始まった。しかし、最初に挨拶するはずの寛子が現れない。すると、勇太郎が壇上に立ち、望月に頭を下げた。「話を白紙に戻して欲しい」と勇太郎。驚く望月に勇太郎は切り出す。先ほど、酌み交わした酒は『みながわ』とは別の安物だったと。これはビジネスチャンスと、必死に口説こうとする望月。そこに、寛子も田中たちに頼んで再び金を返してもらって現れ、頭を下げた。
結局、寛子は『ブルーベルベット』に復帰。広告費などの新たな借金も増えたのだが…。勇太郎は、望月たちと作った雑誌原稿を旧『みながわ』復活に向けての挨拶に差し替えた。刷り上がった雑誌を見た寛子は大喜びで…。
そんな頃、とある施設で寛子が出演したテレビのビデオを見つめる人物がいることを、姉弟は知る由もなかった。
[←Back]
△もどる
0.危険なアネキTOP
(C)フジテレビジョン