危険なアネキ
-Story-
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翌日、勇太郎がチキン南蛮を持って寛子の病室へいくと姿がない。ベッドには、勇太郎が持っていた癌の医学書が…。勇太郎は、寛子に病気を悟られたと思って、必死に病院内を探す。すると、寛子は屋上で斑目たちと患者を客にして大道芸を披露中。ちょうど学会から返ってきた武田に、勇太郎が寛子のレントゲン写真の件を話すと、胃に映った影は、梅干の種だと言うではないか。そして、今日退院だと…。と、愛が寛子がいた病室から、勇太郎が慌てて忘れた手製のチキン南蛮を持ってきた。寛子は、勇太郎が作ったものと知ると、歓喜しながら食べる。
その日、病院での勤務を終えたさおりは帰宅途中、拓未と会う。拓未は、強引にさおりにキス。『ブルーベルベット』で、呆然としているさおりに電話がかかる。「太一は元気か」と尋ねる男の声に、さおりは固まった。
寛子の前には、望月が現れる。望月は、プレゼントだと三千万円が入ったアタッシュケースの中身を寛子に見せて…。

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