悪魔が来りて笛を吹く
インタビュー
Q.衣装もあでやかですね。
照明も落としてあって、懐かしい色味でつくってあり、VTRもエッジを落として時代色を出しているので、(着物の色が)ドラマとしての赤に収まっていて安心致しました。
すべて共同作業ですから、いくら監督だけがイメージを膨らましても、私と衣装部さんだけで話しをしても、照明がそういうタイプのものになっていなければならないので、皆の理解の共同作業なんだなと思っています。
感情を常にピークで出していくのは大変なんですが、金田一耕助というシリーズが持っているシュールリアリスティックスさ、その上でいろんな人物の性格設定がされている、という点で、人間の感情の出し入れが面白いんじゃないかと思います。
1シーン1シーンにエンタテイメントがあって、殺人もエンターテイメントだし、笛を吹くのもエンターテイメントだし、殺されているのもエンターテイメント、ひとりひとりが怪しいのもエンターテイメント、風が吹くのもエンターテイメント、どのシーンもエンターテインメントとして楽しめるのではないでしょうか。
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