--赤い糸--
第十話

16歳の誕生日、つかの間の再会を果たした竹宮芽衣(南沢奈央)と西野敦史(溝端淳平)は悲しい別れを決意した。その日、芽衣は自分の隠されていた出生の秘密を知り、敦史は自分を待っていた田所麻美(石橋杏奈)のリストカットという厳しい現実を突きつけられた。そして、芽衣には中川沙良(桜庭ななみ)から誕生日を祝うメールが届いていて…。

新学期が始まると、芽衣は山岸美亜(岡本玲)に沙良からのメールの話をする。美亜は、沙良の失くした記憶が戻ったのではないかと推測。そんな2人に、中西優梨(鈴木かすみ)が藤原夏樹(柳下大)との間に子供が出来たと告白した。妊娠4カ月と知った芽衣と美亜は、夏樹に話したのかと聞くが、優梨はためらっている。

一方、敦史は一命を取り留めた麻美の傍にいた。敦史は、母の夏実(山本未來)も世話になっていた太田一平医師(鈴木浩介)のカウンセリングを受ける麻美に付き添う。そこで、敦史は夏実のことを太田に相談。夏実が家に引きこもっていると聞いた太田は、注意して見守るようにと敦史に告げる。その夏実は、敦史と芽衣が別れることになったのは自分のせいだと考え始めていた。

両親が別れたため、芽衣と春菜(岩田さゆり)は、芽衣は母の幸子(渡辺典子)、春菜は父の寿久(甲本雅裕)と別々に暮らしていた。芽衣から"出会ったことには意味がある"と言われながら敦史と別れたと聞いた春菜は、自分たち姉妹の境遇と似ていると話す。

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