--赤い糸--
第七話

竹宮芽衣(南沢奈央)たちの中学校、入学式の時。派手な金髪で、ヘッドホンをしたままホームルームを受けた山岸美亜(岡本玲)は、生徒指導室に呼び出される。そこには、ミツこと神谷充(田島亮)も呼び出されていた。ふてくされた態度の美亜に怒る学年主任を、充が上手くなだめて、2人は反省文だけの処分になる。充は、美亜との出会いが衝撃的だと喜んでいた。

クラスに戻った美亜を芽衣が待っていた。芽衣は、新入生ガイダンスの場所が変更になったことを美亜に教える。2人は互いに自己紹介。これが、芽衣と美亜が友人になるきっかけだった。

3年生になった芽衣たちには高校受験日が迫っていた。仲間たちは、大叶神社で待ち合わせて絵馬を書いて神頼み。それぞれが絵馬を見せ合うのだが、たかチャンこと高橋陸(木村了)は見せようとしない。と、そこに森崎孝道(小木茂光)が来た。絵馬で願掛けする芽衣たちを良い心がけだと褒めた森崎は、自身も西野敦史(溝端淳平)にお守りとお札を送ったと言う。久しぶりに敦史の話を聞いた仲間たちは、元気でいるのかなど、ひとしきり話題となる。だが、芽衣はその話に加わらなかった。

昼休み、美亜は中西優梨(鈴木かすみ)の制止を聞かず、何も言わずに去った敦史を責める。すると、芽衣は敦史が引っ越す日に会いに行ったことを話し始めた。前日、敦史から別れを告げられたため、もう1度話しに行ったと言う芽衣は、そこで田所麻美(石橋杏奈)を見てしまう。他に好きな子が出来たのだと理解した芽衣は、敦史とは本当に終わったと美亜たちに話した。

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