--赤い糸--
第五話

竹宮芽衣(南沢奈央)の楽しい思い出となるはずの修学旅行は、暗転した。自由行動の日、一緒に出かける予定だった西野敦史(溝端淳平)が急遽、母の夏実(山本未來)の入院する医療センターに向かったため、芽衣は高橋陸(木村了)と過ごす。そんな2人は、陸に想いを寄せる中川沙良(桜庭ななみ)に目撃された。結果的に、沙良は裏切られたと思い込み、ホテルの屋上で芽衣の視界から消えてしまう。

一方、敦史を医療センターで迎えた夏実は気まずそう。夏実は、センターを抜け出そうとして交通事故に遭ったのだ。夏実を責めようとする敦史は、太田一平医師(鈴木浩介)に止められる。そして、敦史は太田から、環境を整えるためにも夏実を他のリハビリ施設に入れた方が良いと勧められた。

敦史が神社に帰ると、芽衣の母、幸子(渡辺典子)が来ていた。敦史は幸子から、芽衣とは別れて欲しいと言われてしまう。幸子は、夏実の過去、そして今でも薬物で苦しんでいることを知っていたのだ。

修学旅行から帰った3年1組の生徒たちは、沙良の事故が心配。担任の井上準作(矢柴俊博)は、沙良は一命を取り留めて入院中だが、事故の原因は調査中と生徒をなだめるのが精一杯。クラスには、芽衣と敦史の姿はない。芽衣を心配する山岸美亜(岡本玲)たちも、連絡は取れていなかった。そんな時、神谷充(田島亮)が、芽衣と陸の行動を責める。充は、芽衣をかばう陸とケンカになってしまった。美亜は、一番辛いのは芽衣だと2人のケンカを止める。

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