ハチワンダイバー
-第1話-
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菅田健太郎(溝端淳平)は、賭け将棋を生業とする真剣師(しんけんし)として圧倒的な強さを誇る。それもそのはず、菅田はかつてプロの棋士養成機関である「奨励会」でプロを目指していたのだ。そんな菅田の強さは評判となり、やがて対局相手がいなくなる。そんな折、どんな金額でも相手をする"受け師"がいると聞き会いに行くことに。
菅田が将棋道場を訪ねると、"受け師"は対局中だった。中年男性に勝利したその"受け師"を見て菅田は驚く。それが、年若い美女だったからだ。菅田は、その美女・中静そよ(仲里依紗)に一局5万円の勝負を頼む。そよはそれを受けると、持ち時間"10分切れ負け"での勝負を提案する。持ち時間の10分を消化した時点で負けというルールだ。菅田は逆に"5分切れ負け"を提案。そよがそれを承諾し、対局が始まる。それから、7分58秒後――。負けたのは、菅田だった。
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