33分探偵
-INTERVIEW-

Q31:撮影を終えられて、自分はいい監督だったと思いますか?
いい監督かどうか自分で判断するのは難しいですね。ただ言えるのは、基本的に僕は現場で監督らしいことは何一つしてません。普通、監督は役者さんに芝居をつけたり映像のカット割りなどをするものですが、カット割りはチーフカメラマンがやってましたから。最初のリハーサルで動きや芝居が決まると、スタッフが集まってカット割りでカメラ位置なんかを決めていくんですが、僕はその間は剛くんと水川さんと遊んでました。その後、本番を見て「OK」というのが僕の仕事でしたね。水川さんにも「あれ?監督はあっち(スタッフ側)にいるものじゃないの?」と突っ込まれたことがあります(笑)。でも、役者さんがそういう監督を見て「監督がこんなにふざげてても大丈夫なんだ」という安心感を与えることができたなら、こんないいことはない。現場がピリピリしているより楽しくて明るくて笑っていられる方が絶対にいい。それは映像にも反映されますから。そういう意味では先頭をきって楽しんでいた僕は悪い監督ではなかったと思います(笑)。

Q32:福田さんから見て、六郎はいい探偵だと思いますか?
なかなか難しい質問ですね(笑)。でもテレビ局からすれば、放送尺も持たせてくれるし、ドラマとドラマの穴埋めもしてくれる最高の探偵だと思います(笑)。あとは、すごい切れ者だなとは思います。舞台に落ちてるゴムひも1本から、あんな壮大な推理を組み立てられるすごい想像力の持ち主。作家としては尊敬すべき点はありますね(笑)。

Q33:もし自分に困ったことが起こったら六郎に依頼しますか?
本当に困ってたらしません。そんな極限状態ではなく気持ち的に余裕がある時なら六郎に依頼してもいいかなと思いますが、本当に困ってたらそりゃイヤですよ(笑)。これまで出演者の方もみんな依頼しないと言ってるみたいですが、僕が1番嫌ですよ(笑)。間違ってもしません。

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