33分探偵
-INTERVIEW-
Q23:最近、悲しかったことを教えてください。
…………。悲しかったことですか………これもないなぁ。あえてあげるなら、楽しかったことがロケ弁当の話しか思いつかなかったことくらいです(笑)。楽しいことも悲しいことも、これからあると思います。
Q24:今回、タイトルに「帰ってこさせられた」が付いていますが…。
実際に復活があまりにも早くて、帰ってこさせられた感があるのは事実です(笑)。復活が決まってから、僕と剛くんで "帰ってこさせられた感"を出したコメントをしていこうとも話していました。ただ前シリーズが終わった時にもっとやりたいことや、やり残したことがたくさんあって、ぜひまたやりたいとは思っていたんです。今回、4回というちょうどいいサイズで復活できたことは非常に嬉しかったですね。ましてや「33分探偵」は企画性の強い作品。それが"ドラマとドラマの間の4回だけ埋める"といった穴埋めという企画性を持って戻ってこられたのは何より。最高の形での復活だったと思います。
Q25:今後もずっと続いていく可能性も…。
やるならば、普通の連ドラではなくやっぱり穴埋め的にやっていきたいです。あくまでもこのスタンスは貫きたい。むちゃな振られ方をしたいですね(笑)。
Q26:今回のシリーズでは、沢村一樹さん演じる氏家警部という新しいキャラクターも登場しました。
今回、関西編があり新しい警部が登場することになったので、ぜひ沢村さんにとお願いしましまた。実は「帰ってこさせられた〜」が始まる前の仕事で沢村さんとご一緒させてもらっていて、その時は声優としてだったんですが役作りが素晴らしかった。もう一目ぼれです(笑)。その時に沢村さんが演じてくれた"どっち付かずの課長"という役が、氏家警部のベースにもなっています。
Q27:沢村さんは氏家のキャラクターがつかみきれず、探り探り演じていると話していました(笑)。
氏家警部のポジションは本当に難しかったと思います。僕自身、氏家のキャラクターはずいぶん考えましたから。六郎の間違った推理に乗っかってくれないと話が止まってしまうから困るけど、普通に乗っかるだけでは大田原とキャラクターがかぶってしまう。どうしようかと考えた結果、"とりあえず六郎の推理には乗っかるけど、反論されるとそっちにも乗っかる人"にしようと思ったんです。大田原が六郎の推理を信じるのには信頼があるけど、氏家の場合は誰にでも乗っかるから警部としては最低な人(笑)。それをうまく演じてくださいました。どっち付かずな感じは実際に演じてもらわないとどうなるかわからないので最初は理論派という設定も付けてましたが、最初の撮影で沢村さんがあまりにもうまかったので"どっちつかず感"全面押しで脚本を書き変えました。脚本と演出を両方やっていた特権です。
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