【ストロベリーナイト アフター・ザ・インビジブルレイン】
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> 『サイレントマーダー/沈黙怨嗟』
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> 『プロバブリィギルティ/推定有罪』
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『アンダーカヴァー』
出演:竹内結子 岡田義徳 光石研 ほか
ド派手な格好の女ブローカーが怪しい関西弁を振りかざす…、姫川玲子(竹内結子)は、関西のバイヤー女に変装し、ブローカー仲間を渡り歩いて、詐欺集団の情報を集めていた。冷徹に獲物を定めると容赦なく騙し、大金を貪り盗る詐欺集団。だが、殺人でもないのに刑事課である玲子がなぜ詐欺事件を追っているのか?
事件は数週間前にさかのぼる。玲子の顔なじみの卸問屋、赤木芳弘(田窪一世)が自殺した。発注記録を調べた玲子は、赤木が悪質な取り込め詐欺の被害にあっていた事実を突き止める。これは殺人に等しい。玲子は犯人を割り出すために単独で潜入捜査を開始する。所轄の先輩刑事にも疎まれ、犯人の尻尾もなかなか掴めない。そんなおり、ブローカーとして引っ掛けたひとりの青年から、姫川演じる女ブローカー白鳥と連絡を撮りたがっているバイヤーがいると連絡が入り…。
■竹内結子さんコメント
連続ドラマの最終回の収録頃に、冗談で「たとえば菊田が疲れ果てて家に帰ってきて、冷蔵庫を開けたらどうなるんだろうね。」とか、登場人物ひとりひとりの生活がそれぞれ、どうなってるか見てみたいね、という話をしていて。姫川班のメンバーがそれぞれ違う時間軸で過ごす姿が見られるのが面白いと思います。それぞれのキャラクターの姿をじっくり見られる濃密なスペシャルドラマです。映画を見てからオンエアを見ていただくもよし、オンエアを見ていただいてから映画を見るもよし、どちらからでも楽しんでいただける作品になったので、ぜひご覧ください。
『東京』
出演:西島秀俊 國村隼 大野いと ほか
菊田和男(西島秀俊)は先輩刑事であった木暮利充(國村隼)の墓参りに来ていた。菊田はそこで多田美代子(大野いと)が先にお参りを済ませている姿を見かけ…。
6年前、菊田は巡査部長の木暮と組み、高等学校で起こった女子高生転落事件の捜査を行った。鑑識の結果、自殺とも他殺とも事故ともいえない状況がわかる。現場となった屋上の手すりについた手の跡は外向きに片方だけで、飛び降りにしろ、突き落とされたにしろ、明らかに不自然なのだ。被害者の同級生で水泳部員仲間だった美代子に事情聴取を行った菊田は、顔の怪我やその怯えたような様子から、美代子が他の部員からいじめを受けていたことを突き止める。その後、菊田と木暮は美代子が現場である屋上に向かうのを目撃。突発的な行動に出た美代子に、木暮は隠してきたある秘密を打ち明けるが…。
■西島秀俊さんコメント
菊田は人との関係の中で光る存在だと思っています。シリーズを通して、姫川主任との関係はもちろんですが、菊田と先輩や後輩刑事との関係というのが魅力の一つで。最初に配属された所轄の主任や日下主任との男同士の向き合い方が菊田の魅力だったと思うんです。今回は、まだ若かった頃の菊田に上司である木暮刑事が教えてくれた「傷を持った人々といかに向き合っていくか」ということに、映画の事件を経て大きくなった菊田が、改めて気づく。そのつながりが見所だと思います。短編の中で、菊田の過去、そして今現在の姿まで演じることができて、すごく充実感のある撮影でした。ジーンとする、すごくいいお話です。
『サイレントマーダー/沈黙怨嗟』
出演:小出恵介 竜雷太 山本圭 ほか
葉山則之(小出恵介)は、制服警官の要請で現場に呼び出される。谷川正継(竜雷太)が傷害事件にあったということだが、正継の希望で刑事である葉山が呼び出されたのだ。正継に話を聞くと、将棋仲間の堀井辰夫(山本圭)と将棋を指していて「待った」を掛けたところ、辰夫が激昂し殴ってきたという。さらに千尋は辰夫が正継に向かって「お前に殺された!」と発していたと証言。葉山が事実確認のため加害者・辰夫からも話を聞くと、辰夫は全面的に事実を認めた。「お前に殺された!」という証言に引っかかった葉山は独自に事件の背景を捜査する。そして辰夫の過去を知った葉山は、保身に走る官僚たちの背後で苦しむ市井の人々の悲しい現実を知り…。
■小出恵介さんコメント
撮り下ろしの新作になりますので楽しんでほしいです。映画は映画で、ドラマはドラマで違った楽しみ方があるなぁ、と演じながら思っていました。自分の役、葉山という男がじっくり、しっかり描かれています。それぞれの役がフューチャーされるので、そこを楽しみにしていてください。葉山の最後のセリフは映画のストーリーともリンクしている、熱い思いのこみ上げる素敵なセリフです。組織にとらわれない正義感がよく表れていて…映画で葉山が言いたかったことが現れているので、注目してほしいです。連続ドラマからつながるガンテツさんと葉山の謎の関係も見どころです。監督も、一本一本違うコンセプトを持って作っていると言っていたので、それぞれ違う風合いのドラマになると思います。仕上がりがとても楽しみですね。
『左だけ見た場合』
出演:生瀬勝久 遠藤憲一 大高洋夫 阿南健 ほか
被害者の吉原秀一(大高洋夫)は「超能力者」とも噂されるほど特異なプロのマジシャンだった。現場に遺されていた携帯は「045666」という番号が押された状態。だが、ボタンには指紋が一切残っていなかった…。
事件を担当することになった日下守(遠藤憲一)と井岡博満(生瀬勝久)は、携帯のアドレス帳にある53人に当たることに。空振りが続く中、なぜかアイウエオ順で最後の「渡辺繁」の名前を気に留める日下。やがて佐藤という名の大工から、かつて吉原が工務店を経営していたという話を聞き出す。消費税が5%に引き上げられた頃の話で、増税前の駆け込み需要と建材不足が生んだ中小工務店の悲劇だというが…。
■生瀬勝久さんコメント
連続ドラマの最終回の収録頃に、冗談で「たとえば菊田が疲れ果てて家に帰ってきて、冷蔵庫を開けたらどうなるんだろうね。」とか、登場人物ひとりひとりの生活がそれぞれ、どうなってるか見てみたいね、という話をしていて。姫川班のメンバーがそれぞれ違う時間軸で過ごす姿が見られるのが面白いと思います。それぞれのキャラクターの姿をじっくり見られる濃密なスペシャルドラマです。映画を見てからオンエアを見ていただくもよし、オンエアを見ていただいてから映画を見るもよし、どちらからでも楽しんでいただける作品になったので、ぜひご覧ください。
■遠藤憲一さんコメント
オムニバスというのは以前から聞いていたのですが、こんなにも他の登場人物が出てこないとは思わなくて(笑)井岡さんと二人きりなので、ちょっと寂しいです(笑)姫川にも会わないし…ただ、井岡さんが面白いキャラクターなので賑やかな場面をいっぱい作ってくれて、二人でやるんであれば、井岡さんとのコンビでよかったな、と思います。ただ、ちょっと姫川にも出てもらいたかったな(笑)映画も、このドラマを見てもらえば、もっと楽しめると思います。これは、宣伝、というだけじゃなくて、両方見てもらえた方がより楽しめるつくりになっているので。是非両方見て楽しんでください。出演者も、自分の話しか台本をもらってないので、他の話がどんな風になっているのか楽しみで。一視聴者の気持ちで、放送を楽しみにしています。
『プロバブリィギルティ/推定有罪』
出演:武田鉄矢 杉本哲太 平岡祐太 入江雅人 ほか
元郵政省官僚・中谷が殺害された事件で被疑者を尋問する勝俣健作(武田鉄矢)は、他人である被疑者がやたらと中谷の個人情報に詳しいことが気にかかっていた。近頃、官僚を狙った殺人事件が多発しているからだ。そして、その事件の被疑者はバラバラ。何かを感じた勝俣はハッカーで情報屋の辰巳圭一(佐藤祐基)にインターネットで官僚の個人情報流失経路を調べるように依頼する。辰巳が割り出したのはとあるサイト。それは多くのユーザーが自主的に官僚達の個人情報を書き込んでいるサイトであった。時を同じくしてそのサイトの存在を嗅ぎつけた捜査一課八係長の内田(入江雅人)は管理人の辻内眞人(平岡祐太)の行動確認を命じる。捜査態勢に不満を抱いた勝俣であったが、そのサイトに掲載されたとある人物の名前を見つける。そして勝俣は、元警部補の倉田修二(杉本哲太)のもとを訪れる…。
■武田鉄矢さんコメント
映画は大きな流れの1ピースを演じることになりますが、その1ピース1ピースには起承転結がないけど、今回は一人一人が一話を背負っているから、起承転結がしっかりしていので、お話の中で演技の濃淡がつけやすい。その部分を見てほしいです。(今回の脚本は)台詞の切れ味がすごくよくて。自分にとってはとても珍しいことなんですが、アドリブを入れるのを一切やめようと思って。台詞の切れ味がとてもいいから。自分のところが一番面白い、と思って作っています。インターネットを使ったストーカー事件が起こったりしていますが、今回のお話は、そんな現代の犯罪に近いような気がしていて。そういう事件に対してガンテツらしさがシリーズのどのお話より一番色濃く出ているんじゃないかな、と思います。楽しんでください。
【番組概要】
放送日時
2013年1月26日(土)午後9時〜11時10分
Cast
竹内結子
西島秀俊
小出恵介
遠藤憲一
生瀬勝久
・
武田鉄矢
國村隼
杉本哲太
光石研
竜雷太
山本圭
岡田義徳
平岡祐太
入江雅人
大高洋夫
阿南健治
大野いと
ほか
Staff
原作
誉田哲也
脚本
龍居由佳里
黒岩勉
ほか
演出
佐藤祐市
音楽
林ゆうき
編成企画
佐藤未郷
プロデュース
成河広明
高丸雅隆
江森浩子
制作
フジテレビ
制作著作
共同テレビ
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