☆Stage3(大晦日)
「ハッピー!ウレピー!ニューイヤーズラブイブ〜そして新年へ〜」

新しい年と暮れようとしている年、1日しか違わないのに、その差はとても大きい。2004年366日目(今年はうるう年だったね)と、2005年の1日目を台場で迎えることにしたミヤザキくんとA子。さて、新年の恋にはどんな結末が待ち受けているのか?

お台場にA子と着いたのは大晦日の夜11時。目的は「ホテルグランパシフィックメリディアン」の「MERDIEN COUNTDOWN 2005」。このカウントダウンイベントを選んだのは、大きな声では言えないけれど、無料ということが一番の理由だった。いや、台場で行われるということが一番の理由だった(としておこう)。
たくさんの人であふれたプラザ。越年の瞬間が近づくにつれ、少しずつ慌ただしさも増してくる。日本中のいろいろな場所でいろいろな人に、この1年に一度しかない瞬間が訪れようとしている。僕は今、クリスマスに渡した指輪が左手の薬指に光るA子と、この場所で同じ時間を共有できることは、なんて幸せなことなんだろうという思いを噛みしめていた。

「いよいよだね」
「うん・・・今年ももう終わっちゃうね」

カウントダウンの声が広場中に響きわたる。今年という一年の後ろ姿が見えてきた。一斉に周りから歓声が上がる。

「ハッピーニューイヤー!」
「明けましておめでとう!」

僕とA子も新年の挨拶をかわす。

「明けましておめでとう。今年もよろしくお願いします」
ホテルグランパシフィックメリディアン

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