『世にも奇妙な物語』25周年を記念し、11月21日(土)、28日(土)、史上初めて2週連続放送をすることが決定!
11月21日(土)は、視聴者からの人気投票で上位にランクインした作品を新たな出演者により復活させる「傑作復活編」を、11月28日(土)は日本を代表する映画監督&キャストでお送りする「映画監督編」をお送りします。
「奇妙」史上初めて行われた視聴者による人気投票ランキングで上位にくい込んだ作品5本を新たな出演者で放送。名付けて「傑作復活編」。
上位30位にランクインした作品から“復活”させる5作品を選んだのは『世にも奇妙な物語』に携わってきた演出家たちです。生まれ変わることになった作品は以下5作品。各演出家の思いのこもった選択理由もぜひご覧ください!
ズンドコベロンチョ
思い出を売る男
ハイ・ヌーン
25周年を飾るにふさわしい豪華キャストが「傑作復活編」にもこぞって出演することになっており、そのキャスティングにもぜひご期待ください!
「人気投票第1位作品ですし、なにより“都市伝説をテーマにしたブラックコメディー”という内容にひかれ選びました。さらにパワーアップした新しい『イマキヨさん』をお見せできるのではと思います。もちろんプレッシャーも感じておりますが、今作も愛される作品になるよう頑張ります!」
「原作者の朱川湊人さんの大ファンである私は“これやりたい!”と、ずっと思っていました。いざ担当してみると、今まで経験したことのない壁にぶち当たっています。原作と前作に対し恥ずかしくない作品にするべく頑張りたいと思います。」
「思春期真っ盛りに衝撃を受けて以来、いつか自分もこんな作品を創りたい! と思っていました。25周年スペシャルに際し、このような形で夢がかなって本当にうれしいです。頑張ります。」
「放送されてから21年。当時はSFだった事も、現在では実現可能な事に変化しつつあります。しかし、時を経ても変わらない“ある普遍的なテーマ”がこの作品には描かれています。そこにとてもひかれました。 熱烈なファンも多い“奇妙屈指の感動作”に新たなキャスト・スタッフで挑みます。」
「『ハイ・ヌーン』は名作中の名作です。名だたる先輩たちがその完成度に嫉妬した、と聞いています。そんな作品をぜひ自分の手で復活させてみたい、と思い選びました。楽しみであると同時にプレッシャーも感じていますが『世にも奇妙な物語』がさらなる飛躍を遂げるような作品に創り上げます。」
人気監督と監督が主演を心から望んだ魅力的な名優陣が勢ぞろい!本広克行監督と佐藤嗣麻子監督は『世にも奇妙な物語』演出経験があり、感慨深げ。本広克行は過去に3本制作、96年以来約20年ぶりの演出。山崎貴監督、中田秀夫監督、清水崇監督は初めて『奇妙』の演出を手がけました。
山崎貴監督
「ずっと「奇妙」をやりたかったんです。
僕は今回“This is 奇妙”ということをやってみたかった。ある種クラシカル、昔ながらの「奇妙」の味わいを出せたと思います」「人づてに(阿部さんが)『顔を出して!』と言っていると聞いていたのでまずは念願がかなって良かった」と笑う。
「阿部さんは存在自体が面白くそこにいるだけでいい雰囲気が出るので助けられました」と手ごたえを語っています。」
主演:阿部サダヲ
「今まで山崎監督の作品は声の出演しかなかったので実写で出られたのがすごく嬉しかったです」と喜び、「『世にも奇妙な物語』と言ったらこういうの!!っていう作品だと思います!!」
本広克行監督
「『奇妙』のコンセプトは身に染みています。正統派をがっつり見せていきます。と同時に崩していくところもあり、社会に訴えていくところもあります。小椋プロデューサーに言われたことよりさらにどんでん返しを2、3加えたりしました。」
「妻夫木さんは常に前向きでいいものをつくりたいと思っているんだなと感じました。今度はぜひ映画でもご一緒したいです。」
主演:妻夫木聡
「『世にも奇妙な物語』は僕にとってどこか登竜門のような存在だと考えていました。
いつかでてみたいとずっと心の奥底にしまっているような存在で、『美女缶』(2005年4月12日放送)で初めて出演できた時は不思議な感じでした。『またいつか一緒にやりましょう』と(本広監督に)言っていただいたことがとても印象に残っています。」
佐藤嗣麻子監督
「お声をかけていただきうれしいですし光栄です。こういうジャンルが最近減っているので貴重な場と思っています。今回は小さい世界で撮ってみたいと思いました。」
「ほぼ竹内さんの演技にかかっている作品です。竹内さんのすばらしい演技力を持ってすれば必ず成功します。」
主演:竹内結子
「監督を信頼するという気持ちだけ携えて撮影に臨みたいです。出演のキャストが非常に少ない作品ですので佐藤監督を独り占めする勢いで指示を仰ぎたいと思います。」
「放送の度にワクワクしながら観ていた『世にも奇妙な物語』。その世界の住人になる日がくるなんて、とても恐ろしく、とても嬉しく思います。」
「もし怖い話があったらと敬遠されてる方へ。『世にも奇妙な物語』のテーマ曲は、手拍子をしながら聴くと怖くないのだそうです(トリビアの泉より)」というお茶目なコメントも寄せてくれました。
中田秀夫監督
「映画版『奇妙』(「世にも奇妙な物語 映画の特別編」2000年11月3日公開)を日活撮影所で撮っていた頃、僕は助監督をしていました。『奇妙』とは間接的な関係があったんです」と説明。
「中谷さんとまたご一緒できてワクワク楽しみにしております。」
主演:中谷美紀
「まさに中田監督が最も得意とする心理的な恐怖表現と言いますか、日常に潜む恐怖を扱った作品というのが監督らしいと思います。かつ今回は親子の愛情のようなものを扱っている悲しい物語でもあります。十何年もお会いしてなかったのですが、その間に監督はいろいろな道を歩んでこられたと思いますので、私も成長できているかはわかりませんが、お互いお会いしていなかった間の人生が反映されたらいいかなと思います。」
「日常でちょっとお疲れの方が異空間にトリップしていただけたらいいなと思います。」と中谷さんは語っています。
清水崇監督
「高校生の頃からずっと見ていました。同級生といつもあれ見た?て話していました。歴史ある番組の演出をさせていただき光栄です。」
「ご覧になった方が『これおもしろかったね』ということになった時に『あれ、これあのホラー撮っている人なんだ』と思ってくださったらうれしいです。」
25年にわたりプロデューサー・演出として携わってきた小椋久雄は
「奇妙は20世紀に始まり、21世紀の今日まで続いている番組です。25年にもわたり番組を支え続けてくれた視聴者の皆様へ感謝の気持ちを伝えるためスペシャルを制作いたしました。日本を代表する映画監督達にモチベーション高く参加して頂いております。豪華出演者陣も揃い、今から出来上がりがとても楽しみです」と作品への意気込みのほどを語っています。
11月21、28日の2週は前代未聞の『世にも奇妙な物語』祭りです!