心霊内科医 稲生知性2

2023.12.08更新

ドラマ

シソンヌ・じろうが事件の謎を解決する 話題の心霊ミステリードラマのセカンドシーズンが放送決定!

メインビジュアル

心霊内科医 稲生知性2

第1夜 12月26日(火) 24時25分~24時55分

フジテレビでは12月26日(火)より、ドラマ『心霊内科医 稲生知性2』を4夜連続で放送する。本ドラマは、今年3月に4夜連続で放送されたドラマ『心霊内科医 稲生知性』のセカンドシーズン。前作は、レギュラー枠ではない深夜の単発ドラマとしては異例の見逃し配信約70万再生(4話合計/ビデオリサーチ調べ)を記録するなど好評を博した。

クールだがどこか抜けている、怨霊が見える“心霊内科医”稲生知性(いなお・ちせい)を演じるのは、コント師として高い評価を得ており、ドラマ・映画でも数多くの作品に出演してきたシソンヌのじろう。じろうは、前回の『心霊内科医 稲生知性』がドラマ初主演となったが、その後も『時をかけるな、恋人たち』<2023年10月期/カンテレ・フジテレビ系>で、タイムパトロール隊員の八丁堀惣介役を演じるなど俳優としても高い評価を受けている。また、じろう以外のレギュラーキャストの続投も決定。稲生に患者を紹介する同級生の精神科医・中岡俊子は伊勢佳世、「稲生心療内科」の受付係・小池志摩子は平田敦子、稲生の助手・髙橋守役は歌舞伎俳優の中村鶴松が演じ、引き続き、数多くの舞台・映画・ドラマで活躍する俳優陣の熱演・怪演が物語を盛り上げる。そして、主題歌も前作で話題となったサカナクションの『フレンドリー』に決定。個性的な俳優陣や音楽がどんなクセのある心霊ミステリードラマを見せてくれるかお楽しみに。

前シーズンでは稲生知性(じろう)が数々の死の謎を解き明かしていく中で、ラストに助手である髙橋守(中村鶴松)が“怨霊”であることが明かされたが、今シーズンでは、“なぜ髙橋は死んだのか?”、“誰に殺されたのか?”、そして、“髙橋が怨霊になった背景とは?”が描かれ、稲生と患者である人間と怨霊との激しい三つ巴(どもえ)の心理戦が繰り広げられる。

■放送内容

じろう(シソンヌ)

伊勢佳世

中村鶴松

都内にある古いビルの中に、「稲生心療内科」という古びた看板が掲げられた診療所がある。診療所の主の名は稲生知性。医師免許を持った立派な心療内科医だが、稲生の元には、原因不明の身体の不調に悩む患者が訪れる。患者を連れてくるのは、稲生の医学部時代の同期で精神科医の中岡俊子(伊勢佳世)。中岡は、自らが経営する心療内科クリニックに訪れる患者の中で、自分の手には負えない患者を稲生の元へ案内するのだ。

稲生は人とは違う能力を持っている。それは「患者に取り憑(つ)いた怨霊が見え、会話ができる」というもの。稲生が患者を診察するとすぐそこに怨霊の姿が現れる。身体の不調は怨霊がその患者に取り憑き、霊障を起こしていたことが原因だった。“心霊内科医”である稲生知性の診察方法は、人間と怨霊、両方に対する、徹底的な問診である。なぜ取り憑いたのか?または、なぜ取り憑かれたのか?原因は人間、または怨霊どちらかにある。怨霊が取り憑くには、必ず理由がある。しかし問題なのは、人間も怨霊も、本当のことを言っているとは限らないことだ。怨霊はこの患者に殺されたと訴える。しかし患者に聞くと殺してなどいないと無実を訴える。嘘(うそ)を吐(つ)いているのは人間か?それとも怨霊か?まるで刑事か探偵か弁護士のように患者と怨霊、双方の言い分を聞いて、どちらが嘘を吐いているのか暴き、真相を突き止めていく!稲生と患者、そして怨霊の心理戦が始まる…!

■あらすじ(第1夜)

左から)伊勢佳世、じろう(シソンヌ)

左から)伊勢佳世、平田敦子

左から)中村鶴松、じろう(シソンヌ)

都内で心療内科を営む医師・中岡俊子(伊勢佳世)は患者である関口渉(45)を連れて稲生心療内科にやってきた。関口は、半年前、妻・彩佳(享年32)を病気で亡くしてから、身体に異変が現れるようになったという。吐き気、めまい、そして異様な息苦しさ。いくつかの病院で受診したが、原因は全く見付け出せなかった。さらに数週間前から、死んだ妻・彩佳の幽霊を見るようになった。最初は夢枕に立ち、そのうち鏡の中やガラスなど、所構わず写り込むようになった。関口は精神を病んだと考え、中岡のクリニックを訪れたのだが、中岡は、これは「怨霊の仕業」の可能性が高いと考え、稲生知性のクリニックに連れてきたのだった。
――「では診察を始めます」。精神を集中し、眼を一度閉じ、開ける“心霊内科医”の稲生知性(じろう)。すると稲生の視界、関口の背後に顔色の悪い女の怨霊が現れた。恨みがましさをたたえた双眸(そうぼう)を暗く光らせている。「君は誰だ」、稲生が尋ねると、怨霊は関口の妻・彩佳だと名乗った。稲生が女の怨霊のことを告げると、関口は恐怖に震えだした。「なんで彩佳が…」。すると彩佳の怨霊が叫んだ。「おまえに毒を盛られ、殺されたからだ!」。夫である関口は、毎日少量の毒を自分に飲ませ、病気に見せかけて殺したと、彩佳の怨霊は言った。稲生が“通訳”をすると、関口は言下に否定した。「彩佳は病気で死んだんです。医師の死亡診断書も持っています!」。しかし彩佳の怨霊は譲らない。「嘘だ!」。すると突如、関口は首を押さえ、悲鳴を上げた。稲生の視界では、怨霊が関口の首を鬼の形相で締め上げていた。関口は子供のように泣き叫ぶ。「助けてくれ…」。稲生はブラインドを開けるため窓際へと近付く。ブラインドを開け、日の光を強くすると怨霊の力が弱まり、姿が消えるのだ。ブラインドを開けようと手をかけたその刹那、一瞬だけ、関口の首を締め上げる彩佳の手が増え、3本に見えた。涙を流す関口。「なんでこんなことを、俺は本当に愛していたのに…」。果たして、嘘を吐いているのは、人間か、怨霊か?関口は彩佳を殺したのか?それとも彩佳は違う人間に殺されたのか?もう一つの“手”の意味は?――稲生、そして人間と怨霊の攻防が始まる!

【コメント】

◆じろう(シソンヌ)
「漢字9文字ドラマ、またやるみたいです。よろしくお願いします」

【番組概要】

『心霊内科医 稲生知性2』
<放送日時>
第1夜 12月26日(月) 24時25分~24時55分
第2夜 12月27日(火) 24時05分~25時35分
第3夜 12月28日(水) 24時50分~25時20分
第4夜 12月29日(木) 24時55分~25時25分
※いずれも関東ローカル
<出演>
じろう(シソンヌ)
伊勢佳世
中村鶴松
平田敦子
<主題歌>
『フレンドリー』サカナクション (NF Records/ビクターエンタテインメント)
(アルバム 『アダプト』 収録曲)
<スタッフ>
企画・演出:松木 創(共同テレビ)
脚本:池田テツヒロ、松木 創(共同テレビ)
プロデュース:安永英樹(フジテレビ)
プロデューサー:斎藤理恵子(共同テレビ)

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。