第34回フジテレビヤングシナリオ大賞『瑠璃も玻璃も照らせば光る』

2022.12.17更新

ドラマ

祷キララ、横田真悠が出演決定! 豊嶋花演じる主人公・ひかるが参加する、演劇部の部員を演じる! 祷「脚本が持つ明るい力を届けたい」、横田「彼女たちの青春を見逃さないで」

左から)祷キララ、横田真悠

第34回フジテレビヤングシナリオ大賞『瑠璃も玻璃も照らせば光る』

12月27日(火) 13時45分~14時45分

フジテレビでは、12月27日(火)13時45分から、『第34回フジテレビヤングシナリオ大賞 瑠璃も玻璃も照らせば光る』(読み:るりも・はりも・てらせば・ひかる)を放送する。ヤングケアラーの女子高生の葛藤を描いた、青春ヒューマンドラマが見どころの本作に、このたび、祷キララ、横田真悠の出演が決定!祷は、豊嶋演じる主人公・ひかるが手伝うことになる演劇部で、ただ1人真剣に取り組んでいる転校生・立石瑠璃(たていし・るり)を演じる。横田は、ひかるを演劇部へと引き込む親友・吉田美沙(よしだ・みさ)役を演じる。豊嶋演じるひかると合わせて、物語の中心となる若手女優の3人が、どのような化学反応を見せるのか、その演技にも注目だ。

<若者の葛藤を描きながらも、すがすがしい光を与える青春ヒューマンドラマ!>

本作は、ヤングケアラーの女子高生・木村ひかる(17)が、演劇部の照明係の手伝いをすることになり、真剣に部活に取り組もうとする転校生・立石瑠璃(17)と、家事を担い続けなければならない自分の境遇との間で葛藤する青春ヒューマンドラマ。演劇の手伝いを、「少しくらい青春っぽいことをやってみたい」と軽い気持ちで引き受けたひかるが、瑠璃との関わりを通じて、自分が心の奥底に閉じ込めていた本心に気がついていく、暖かな物語が見どころとなっている。

<主人公・ひかるの「少しくらいの青春」を取り巻く演劇部員役に、祷キララと横田真悠!>

祷が演じるのは、転校生の演劇部員・立石瑠璃。彼女は、やる気のない演劇部員たちの中で、ただ1人真剣に取り組んでいて、そのことで逆に周囲から浮いている。照明の手伝いに来たひかるに対しても、彼女の軽い気持ちを見透かして、はじめは冷たい態度を取るが、ひかるとのぶつかり合いを通じて、次第に彼女の心を解きほぐしていく…。
祷は、映画『堀川中立売』(2009)でデビューすると、『さくらの親子丼2』(2018年/東海テレビ)、『JKからやり直すシルバープラン』(2021年/テレビ東京系)などのドラマに多数出演。最近では、映画『サマーフィルムにのって』(2021)で、時代劇映画を撮ろうとする主人公の幼なじみ・ブルーハワイ役を熱演、青春ラブコメ映画にもあこがれを持つ女子高生を、チャーミングに演じて話題となった。公開中の映画『やまぶき』ではヒロインとして出演している。

横田が演じるのは、主人公・ひかるの親友・吉田美沙。美沙は、ひかるが家族のケアをしている状況を知っている唯一の理解者であり、「とにかく人がいない!」と、ひかるを演劇部の手伝いに引き込んだ張本人でもある。部活に対しては、「かなり緩いから」と、一見熱意のないようなそぶりをしているが、演劇に本気で取り組んでいる瑠璃の姿を見て、実は複雑な感情を抱いていて…。
横田は、「ミスセブンティーン2014」グランプリに選ばれ、芸能界入りすると、『3年A組 今から皆さんは、人質です』(日本テレビ系/2019年)で女優デビューを果たす。その後も、『病室で念仏を唱えないでください』(TBS系/2020年)や、映画『カラダ探し』(2022年)などの話題作に出演するほか、バラエティー番組でもマルチに活躍する女優である。
主演の豊嶋とともに、次世代を担う女優の祷と横田が、新人脚本家の登竜門・ヤングシナリオ大賞受賞作でどのような若者像を表現するのか、放送を楽しみにお待ちいただきたい!

祷キララ

横田真悠

【コメント】

◆祷キララ
―今作の出演が決まった際の心境をお聞かせください。
「オーディションで読んだのは1シーンだけでしたが、その時から瑠璃に惹(ひ)かれていました。そんな瑠璃を演じられることを、とてもうれしく、楽しみに思いました。何にも動じないクールな人物のように見えて、実はすごく情熱的な、真っ直ぐでピュアな人物なのではと感じています。瑠璃と一緒に、悩んだりぶつかったり信じたり考えたりしながら作品と向き合えることが楽しみです」

―台本を読んでみての感想をお聞かせください。
「何のために頑張るんだろうと、ふと立ち止まってしまうことってあるなと思います。どれだけ好きなこと、頑張りたいことでも、頑張れない時がある。そんな時、私はこの作品のことを思い出すだろうなと思いました。ずっと走り続けてると疲れてしまうし、走ってないと転んでしまう。これからも疲れたり転んだりすると思うので、そんな時に寄り添ってくれる言葉と出会えたことがうれしいです」

―視聴者の皆さまへメッセージ。
「どんな境遇や状況も、自分の人生を生きることを諦めるべき理由にはならないと信じたいです。今、苦しい思いを抱いている人に、好きだったことややりたかったことを思い出してもらえたらとてもうれしいです。そして、周りに気掛かりな人はいないか、思い浮かべてもらいたいです。脚本が持つ明るい力を届けられるように、スタッフの方々、キャストの皆さんと力を尽くすので、ぜひお楽しみにご覧ください」

◆横田真悠
―今作の出演が決まった際の心境をお聞かせください。
「すごくうれしかったのと同時に、準備期間が短いなかでの撮影だったのでそわそわし始めました(笑)。美沙ちゃんはその場の雰囲気を一気に明るくすることができる女の子です。もし美沙ちゃんみたいな女の子がそばにいたら、一緒にいるだけでこちらまで元気になってしまうような子だろうなと思ったので、ひかるがつい笑っちゃうようなお芝居を心がけています」

―台本を読んでみての感想をお聞かせください。
「読み終わったあとに“頑張って”というセリフが印象に残るお話でした。確かに、私も頑張っている人に“頑張って”と伝えることに対して少し気が引けるところがあるので、今まで“応援してるね”と声をかけていましたが、このドラマのラストで、一つの解決策になる言葉が出ていると思います。もし自分がその言葉をかけられたらすごく心強く感じられるなと、この物語を読んで思いました」

―視聴者の皆さまへメッセージ。
「見終わったあとに“ふぅ、、”と肩の荷がおりたような気分になる作品だと思います。ドラマの始まりと終わりで彼女たちの顔が違って見えるはずなので、彼女たちの青春を見逃さないで頂けたらうれしいです」

祷キララ

横田真悠

【番組概要】

『第34回フジテレビヤングシナリオ大賞 瑠璃も玻璃も照らせば光る』
<放送日時>
12月27日(火) 13時45分~14時45分
<出演>
豊嶋 花

祷 キララ
横田真悠
他 
<脚本>
市東さやか(第34回ヤングシナリオ大賞 大賞受賞)
<スタッフ>
プロデュース:宮﨑 暖(『ダウ90000 深夜1時の内風呂で』 『元彼の遺言状』)
演出:清矢明子(『第32回ヤングシナリオ大賞 サロガシー』 『ラジエーションハウス2』)
制作著作:フジテレビ

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。