2022.05.20更新
バラエティ・音楽
左から)加藤シゲアキ(NEWS)、新川帆立、宮司愛海(フジテレビアナウンサー)
5月21日(土)10時25分~11時50分 ※関東ローカル/FOD、TVerにて見逃し配信あり
作家の知られざる素顔や執筆の裏側を探求していくバラエティー番組『タイプライターズ~物書きの世界~』(5月21日(土)10時25分~ フジテレビにて放送 ※関東ローカル)。MCは加藤シゲアキ(NEWS)が務め、進行は、宮司愛海(フジテレビアナウンサー)が担当する。なお、加藤がフジテレビで単独MCを務めるのは今回が初となる。
新川帆立
“『タイプライターズ』的・いま気になる一冊”をピックアップするコーナーでは、『元彼の遺言状』(宝島社)を紹介。原作者の新川帆立を招き、現在放送中の月9ドラマ『元彼の遺言状』に登場する「暮らしの法律事務所」のセットのなかでトークを展開していく。
ドラマも見ているという加藤は、「『元彼の遺言状』はすごく絶妙なバランスで書かれていて。原作を読んでからドラマを見ると、違う発見があったり、それぞれのキャラクターの意図がより分かりますよね」と序盤から同作を絶賛。原作者の新川も「すごい!言ってほしいこと、全部言ってくれた(笑)!さすが(小説家の)“先輩”!」と大喜び。
小説の制作秘話で盛り上がるなか、「一般的なミステリー作家は、まずトリックから考えるんですけど、私の場合は、物語を最初から順番に書いていて。犯人が誰なのか、自分でも分からない状態で書いています」と新川。加藤も「マジっすか!」と驚きながら、興味津々で新川の執筆スタイルに迫っていく。
宮司愛海(フジテレビアナウンサー)
番組では、加藤が“作家になったと実感したとき”を明かす場面も。加藤は小説を書き続けてしばらくした頃、街中の書店で見た光景がきっかけで「俺、作家じゃん!!」と感激したそう。新川も「“あれ”、欲しいですよね!(笑)」と盛り上がるが、作家の2人が書店で憧れるものとは…!?
さらに今回は、ドラマ『元彼の遺言状』出演・綾瀬はるかと大泉洋がVTRで登場。「4話5話あたりから、バディ感が出てきましたね!」(綾瀬)と同作を振り返るほか、「私はほとんど本を読まないんですけど、新川さんの本はたいへん読みやすくて」(大泉)と原作の魅力を語っていく。綾瀬も思わず笑ってしまったほどの<大泉洋から新川先生へのVTRメッセージ>にも注目だ。
新川帆立
作家。1991年生まれ、31歳。
アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身、宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務したのち、現在は作家として活動。第19回『このミステリーがすごい!』大賞で大賞を受賞し、『元彼の遺言状』(宝島社)で2021年デビュー。アメリカ在住。
『元彼の遺言状』書影
掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。