フジテレビのCSR活動

フジテレビ こどもおうえん プロジェクト

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2011年3月11日(金)午後2時46分、東日本大震災発生。
想像を超えた被害の甚大さに、
私たちは、
メディアとしてなすべきことは何か?
一人の人間としてできることは何か?
CSR推進プロジェクトに今求められていることは何か?
を考えました。

被災地では食料、燃料、防寒具など基礎的な避難生活物資が不足。
玩具や文房具など2次的な物資を贈る段階ではないのかもしれないが、
子どもたちを笑顔にするお手伝いはできないのか?
みんなでひとつになって、
20年後にこの国を支える子どもたちを元気にしたい。

こうして、
被災地の子どもたちに玩具や文房具などを届ける
「こどもおうえんプロジェクト」が、
3月18日(金)にスタートしました。
今後も、日の変化する被災地のニーズに応じた
「息の長い支援」を続けたいと考えています。

ご協力いただいた物資

■フジテレビ社内・・・約15000点
■フジ・メディア・ホールディングス各社・・・約2000点
■FNS系列各局・・・約7000点
■「ママトコ」(一般の方から期間限定で募集)・・・2200点
■その他・・・プラス株式会社、美ら海水族館、沖縄首里城公園、東京ガス有志の皆様 他
合計 約34000点 が集まりました。(3月末現在)

連携したボランティア団体

■除菌・仕分け・梱包・・・早稲田大学平山郁夫ボランティアセンター
■配送ほか・・・日本財団Canpan企画

主なプロジェクト実施先

■3月26日(土)東京都内の避難所
(1) 味の素スタジアム (2) 東京武道館 (3) 東京ビッグサイト 段ボール計10箱分

■3月31日(木)宮城県内の避難所
(1) 気仙沼市・気仙沼中学校
(2) 気仙沼市・障害者児童支援施設、NPO法人「ネットワークオレンジ」
(3) 南三陸町・総合体育館ベイサイドアリーナ 段ボール計27箱分

■4月13日(水)岩手県内の保育園・小学校など
(1) 大槌町・吉里吉里小学校
(2) 大槌町・堤乳幼児保育園
(3) 大槌町・赤浜小学校
(4) 大槌町・大槌北小学校(大槌高校内仮教室)
(5) 釜石市・釜石保育園(閉園した釜石南幼稚園を使用中)
(6) 釜石市・甲子(かっし)小学校 段ボール計35箱分

■4月19日(火)福島県会津若松市内の小学校
(1) 集団避難している福島県双葉郡大熊町の熊町小学校と大野小学校合同始業式 段ボール計28箱分

■4月23日(土)福島県内の避難所
(1) 須賀川市・須賀川アリーナ
(2) 郡山市・ビッグパレットふくしま
(3) 福島市・あづま総合体育館 段ボール計21箱分

■直接届けた玩具、文房具等は16箇所:段ボール 総数121箱(5/11現在)
■その他・・・岩手県医師会 段ボール計88箱分(5/9お届け)
日本財団Canpan企画 段ボール20箱分
マルシェジャポン仙台 段ボール17箱分
宮城県内 幼稚園・保育園 11箱
■被災地に届けた総数:段ボール257箱、約13,500点(5/11現在)
[ この活動は2011年度も継続的に行っています ]


被災地のみなさまからお礼状が届きました

岩手県医師会からのお礼状

この度のご好意に感謝いたします。
この度の震災は、神戸の時のような瓦礫に閉じ込められる外傷性のものはほとんど無く、津波により生きる方と亡くなられる方のどちらかに生死が分かれるはっきりとした災害であります。
震災後、救命救急のレスキュー期間はそれ程無く、普段通院されている方がお薬も受診券も流されて、被災前からいただいていたお薬を、どこでどのように受け取れるかが医療活動のポイントであります。
その対応も軌道に乗りつつある中で、心の問題、とりわけ大人たちの自殺対応に取組んでおりますが、子どもたちの心の傷がどのくらい傷つき、そして癒せるかも大きな課題であります。
私どもの医師会長も、今回の災害で津波が人を飲み込む、親や家族、お友達などの身近な人が目の前で、またはなくなって迎えに来ないなど、子どもの心にトラウマとして刻まれたことをどのようにして癒してゆくか?この子達が大人になってからもこのことは大きく影響するし、この子達が親になって子どもを生み育てるときにも影響が必ず残ることを大きな課題だと苦慮しています。
私どもも被災者に医療を押し付けるのではなく、地域社会を担う人として再び立ち上がるように促すことを注意をしながら活動しております。
地域により習慣、文化は異なりますが子どもたちの心には国境はありません。
今回のご支援の効果は必ず子どもの心には届くと考えておりますので、ありがたくお受けさせていただきます。

岩手県医師会事務局 藤村広栄

多くのlお礼状ありがとうございました。
被災地から頂いたお礼状

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