東京マラソンで「そらぷちランナー」に熱い声援
[2018年4月5日更新分]
2月25日、国内最大の市民マラソン大会「東京マラソン2018」が開催されました。
熱い声援を送る「そらぷち応援団」 この日に、難病の子どもたちのための「そらぷちキッズキャンプ」を寄付先として選んだチャリティランナーは約200人いました。全国からの温かい支援に対して感謝の意を表すとともに、頑張る姿を見せることで子どもたちにエネルギーを送るため、「そらぷちキッズキャンプ」事務局長の佐々木健一郎さんや医療ボランティアら6人の「そらぷちチーム」も42.195キロを走りました。
ランナーにとって最も苦しいと言われている30キロ地点近くの銀座4丁目に、キャンプに参加したことがある子どもたちやその家族、スタッフらが駆け付け、熱い声援を送りました。
佐々木さんと一緒に走りながら中継を担当した榎並大二郎アナウンサーは、マラソンの後に設けられたチャリティランナーとの交流会にも出席し、皆さんと語り合いました。
フジテレビでは今後も「そらぷちキッズキャンプ」を様々な形でサポートしていく予定です。
マラソン後の交流会 |
フジテレビ スポーツ局 蓮沼貴宏ディレクターのコメント
今回の東京マラソンは16年ぶりの日本記録更新という最高の結果が生まれました。しかし、その裏側でその偉業に負けるとも劣らない熱いドラマがありました。
東京マラソンは東京のど真ん中で行われる日本最大級のイベントです。ランナー36,000人、ボランティア13,000人、沿道では約20万人が応援しているとも言われています。そんな大イベントですから、番組では、エリートランナーだけでなく市民ランナーひとりひとりの思いやドラマを伝えたいと考えていました。
そんな折、病気と戦う子どもたちを支援するそらぷちの佐々木健一郎さんの活動や思いを聞き、私自身放送担当者としてよりも、子を持つ親として、佐々木さんの思いに共感し、その思いを伝えたいと思いました。
佐々木さんの「もっともっと多くの子どもを支えたい」、そして戦っている子どもたちに「一緒に戦おう」というメッセージを込めた懸命の走りは、子どもたちにも視聴者の心にも届いたのではないかと思っています。
また、寒い中子どもたちも来てくれて、佐々木さんを応援するシーンにも心打たれました。36,000通りの思い、36,000通りの応援、36,000通りの闘いがあるという事を改めて私自身が実感できましたし、今回の番組を象徴するような心温まるシーンを放送することができたと思っています。
中継では走りながら佐々木さんを撮影するランニングカメラマンや、走りながらインタビューをするランニングリポーターが大活躍してくれました。彼らがいなければ番組は成立しませんでした。本当に大変な仕事を引き受けて頂き感謝しております。こちらも本当にありがとうございました。
文:蓮沼貴宏(フジテレビ スポーツ局 ディレクター)