11月8日 羽生市立井泉小学校で出前授業『あなせん』を実施
[2016年12月14日更新分]
フジテレビ 田淵裕章アナウンサーのリポート
今回の『あなせん』授業は、埼玉県羽生市立井泉小学校!
まず学校について驚きが!!
とにかく校庭が広い~。
都内の一般的な小学校の2倍はありそうな大きさ。
そこで元気に走り回っていた生徒たちが、我々が到着するや否や「こんにちはー!」と大きな声であいさつをしてくれました。私も負けじと挨拶。気合が入ります。
今日は「スピーチ講座」5年生が対象です。
2人ペアになってもらい、お互いインタビューをし合い、取材をして、最後に皆の前で発表してもらうという授業です。
田淵裕章アナウンサー
姿勢を正して発声練習 まずスピーチのコツのお話から開始!
今日みんなに伝えたのは
① 伝わる声でしゃべる
② イメージしやすい内容で
③ 表現の仕方 この3点。
ではまずは、伝わる声を出す為の発声練習から。
早口言葉、滑舌練習!テキストを使っての声出しです!
綺麗な姿勢で、リラックスして声を出すのが大事。
みんな元気いっぱい声を出してくれました!
そして、今日のキモ!取材タイム!
大切なのは、相手からどう情報を引き出す事ができるか。
まさに、インタビュー。
すると、今まで仲の良かったお友達からも知らなかった情報がどんどん溢れ出してきました!
2人1組でお互いのことを取材季節や、場所、数字や味、においなど具体的な質問をしていくとどんどん会話が広がっていきます。
聞き手がイメージしやすい内容を話す事もスピーチではとっても大切な要素。
さらに、目線だったり、身振り、手ぶりも重要ですよーという話も伝えました。
気がつくとみんなの取材用紙は、質問の答えでびっしり!
最初は、1つの質問で終わってしまい、何を聞いたらいいのかわからない子も、「もっと具体的に質問してみたら」と少しアドバイスをすると、会話のキャッチボールが出来るようになりました。やはり子どもたちは呑み込みが早い。優秀、優秀!!
いざ!発表!最後に、数人のペアに前に出てきてもらい発表。
みんなが知らないお友達の趣味や、習い事が話に出ると「そうなんだー」とか「知らなかった―」といった、新鮮な反応が次々に飛び出してきました。
その表情は、興味津々といった感じ。
キラキラ輝いていて、新しい情報を知る喜びや楽しさを味わっているように感じました。
スピーチをするためには、まずは情報を得る事が大切。
いい取材は、そのままいいスピーチにつながります。
今日感じたこの体験を、忘れずに、これからの生活に活かしていってくれたら嬉しいなぁと感じました。
積極的に授業に取り組んでくれた5年生の皆さん、そして校長先生を始めとした教員の皆さん、短い時間でしたが、本当にどうもありがとうございました!
文:田淵裕章(フジテレビ アナウンサー)
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