6月15日 ケイ・インターナショナルスクールで初の『あなせん』特別授業を実施
[2016年7月13日更新分]
フジテレビ 春日由実アナウンサーのリポート
今回は、ケイ・インターナショナルスクールに伺いました。
インターナショナルスクールでの『あなせん』は初めてです。
すでにサマースクール(夏休み時期に行う授業)に入っており、今回の生徒達は1年生から6年生、国際色豊かな皆さん40人ほど。日本語の習熟度も異なるため、こちらもいろいろと模索しながら授業をスタートしました。
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春日由実アナウンサー | ケイ・インターナショナルスクール |
基本はあ・い・う・え・お一応、私も中学~高校の4年半をアメリカで過ごした帰国子女。時折、英語を交えてわかり易く伝えたつもりが、1年生から「日本語で大丈夫よ~☆」と。
そう!今回は、普段英語で学校生活を送る生徒さんが、正しく美しい日本語を学ぶ場!
徹底して、日本語で授業をしましょう!
まず、アナウンサーの仕事などを説明した後、やはり“本物”を目の前で聞いてもらうことに。
スポーツ実況を披露する近藤雄介アナウンサー近藤雄介アナに、野球実況を披露してもらいました。
よく、スポーツに言葉の壁はないといいますが、本当ですね。野球実況に子どもたちも夢中になり、「WOW!」の歓声が(笑)。
ここでみんなの緊張もほぐれました。
正しい立ち方、声の出し方を指導し、簡単に発声滑舌練習。
ワークショップ形式で原稿を作成そして、いよいよ実践編。
スタジオキャスターと現場リポーターにわかれて、原稿を作成してもらい発表してもらいました。
キャスターとリポーター役2人ひと組で発表 原稿を書くという作業には、少し苦戦したものの、発表することには意欲的。たくさんの生徒さんが、オリジナリティあふれるリポートを披露してくれました。実際にマイクを持って発表をしてもらったので、本格的な雰囲気。
子どもたちの誇らしげな表情と、その姿をうれしそうにたくさん撮影されていた先生方の姿も印象的でした。
ボリューム8が理想! さらに、一つ発見が。
授業中、元気に話しているお子さんでも、やはり発表となると、声がいつもより小さくなってしまうのですね。これは万国共通なのかしら。みんなには、自分が持っている声のボリューム8(0-10のうち)くらいで話しましょうね!とアドバイスしました。
生徒さん、先生方も大変意欲的で、前向き。
挑戦することの楽しさと大切さを改めて感じた、インターナショナルスクールでの初『あなせん』授業でした。
文:春日由実(フジテレビ アナウンサー)
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