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2014年度 環境トピックス

「海の森」植樹5回目、子ども多数で参加しました!

[2015年4月14日更新分]

3月28日、晴れ渡る青空の下、フジテレビ一行は植樹してきました。この「海の森」プロジェクトは、東京湾にある我々が捨てたゴミなどで埋め立てられた島を美しい森に変える夢のあるプロジェクトです。フジテレビがこの植樹活動に2011年から参加して、今回は5回目となります。

みんなで記念撮影!

社員10人、子ども7人、遠足さながらの楽しい気分でマイクロバスに揺られて10分。海の向こうにフジテレビ本社を眺めながら、みんなでエノキやタブノキなど70本を植えました。

今回の植樹はほとんどのメンバーが子どもを連れての参加となりました。全員が園児か小学生です。彼らが立派な大人になっている頃は、この島も立派な森になっているといいなと思います。

「海の森プロジェクト」に参加した感想



今回初めて、「海の森プロジェクト」の植樹活動に5歳の娘とともに参加させていただきました。
植樹に向かう途中、フジテレビの同僚から、その場所はゴミと土(建設発生土など)が、交互にサンドイッチのようにして造られた土地であると教えてもらうと、「ゴミにあるところに木を植えるの?」と娘はいかにも不思議そうでした。


筆者と娘
実際には表層土が1.5メートルもあるので、大人が大きなスコップでいくら掘っても当然ゴミは出てきません。
春の陽ざしが暖かな澄んだ青空のもと、「この木はどんな風に大きくなるのかな」、と娘と話しながら苗木を植えて、とてもすがすがしい気分になりました。

この土地に埋められたゴミは昭和48年から昭和62年にかけて出たものだそうです。一緒に参加したどの子どももまだ生まれていない時代のものです。人々の知恵と工夫で植栽基盤が整えられ、緑の森に生まれ変わらせようとするこの活動に参加して、「不用意にゴミは出さない!」とあらためて胸に誓うと同時に、植物の尊い生命をもって時代を繋ぐことが出来たように思いました。

植樹した苗木は高さが50センチほどでしたが、2~3年経ってもその高さはさほど変わらず、5年ほどしてようやく少し大きくなるのだと、先輩が教えてくれました。最初の2~3年はひたすら根を張っていくのだそうです。

2020年の東京オリンピック開催の頃には、わずかに枝を伸ばし、葉を生い茂らせているでしょうか。本当に息の長い取り組みです。10年、20年、30年と苗木が大きく成長し、やがて鳥や昆虫などの生きものが多く暮らす、まさに「海の森」となることを娘と一緒にずっと応援していきたいと思います。

文:天辻緑(フジテレビ 人事局)


筆者親子
去年3月に続き2回目の参加となった私と息子(5歳)ですが、今回は初参加の娘(8歳)も一緒です。

当日は、見事な快晴の中、気持ちの良い最高の植樹日和でした。今回は子連れの参加者が多く、一緒に行ったわが子達も嬉しそうでした。

1年ぶりに訪れた、中央防波堤外側埋立地でしたが、去年よりも植樹された面積が増えて、緑が濃くなっているような印象でした。

子どもたちは皆、どの子も夢中になって一生懸命植樹していて、微笑ましかったです。今日ご一緒した子どもたちも、樹も、大地に深く根をはり、すくすく大きく育ちますように!と願いながらの植樹でした。
来年この「海の森公園」が一部開園するとのことなので、ぜひ皆で遊びに行ってみたいと思っています。
森の完成まで30年。30年後の訪問も今から楽しみです。

文:渡部雅子(フジテレビ 技術局)

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