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2014年度 災害支援トピックス

「東北に春をお届けします×ずっとおうえんプロジェクト」コラボイベント開催

[2015年4月10日更新分]

ディノス・セシールの復興支援活動「東北に春をお届けします×ずっとおうえんプロジェクト」コラボイベント開催

東日本大地震発生後、毎年ディノス・セシールが行っている<東北に春をお届けします>という復興支援プロジェクトと、フジテレビの<ずっとおうえんプロジェクト>がコラボし、地元の岩手めんこいテレビの皆さんも加わり、総勢15人のチームで、岩手県大槌町の3か所の幼稚園や保育園を訪れました。

大槌町は盛岡から車で2時間半ほど東に行った三陸海岸沿いの小さな町です。東日本大震災では防潮堤も破壊され、壊滅的な被害を受けました。震災直後、町役場の2Fに対策本部が設置されたものの津波警報を受けて屋上に避難、屋上に上がり切れなかった多くの職員が津波の犠牲になった庁舎は、今も当時の姿のまま残されていました。建物の前の祈祷所は、焼香する人の姿が絶えませんでした。

大槌町の海沿いの地域では、山を切り崩した土砂を運搬する大型トラックがせわしなく往復し、ブルドーザーによる盛り土作業が行われていました。城山公園から一望した現在の風景は、以前の美しいリアス式海岸の風情はどこにも無く、茶色い盛り土の工事現場に一変していました。

旧町役場の建物 東日本大震災前の大槌町 土砂運搬するトラック


当日は、紅梅がほころぶほどの陽気。
最初に訪れた「みどり幼稚園」では、58人の園児たちが元気に出迎えてくれました。
「みどり幼稚園」は震災により全壊しましたが、2014年10月台湾赤十字の支援により再建されたばかり。園庭にはドイツから寄贈された遊具が設置されていました。

まずはフジテレビ・武田祐子アナウンサーによる春を題材にしたおはなしの朗読、そして地元では有名人(?)の岩手めんこいテレビのキャラクター「ミット君」と一緒に「ちびまる子ちゃん」の「ピーヒャラダンス」で体を温め、いよいよ園庭での植替えです。ディノス・セシールが地元に栽培を委託した春の花「ビオラ」の苗約100株が用意され、園児たちがシャベルでプランターに植え替えて完成。園児からスタッフ一人ひとりに、手作りのしおりがお礼にプレゼントされるサプライズもあり、感激の余り泣きそうになりました。

みどり幼稚園 園庭での植替え 手づくりのしおり

「おさなご幼稚園」も玄関の時計の高さまで津波が来て大きな被害に合いましたが、避難所から保育士さんたちが通って泥やがれきを掃き出すなどして2か月後にスピード再開しました。周辺の家屋の被害は甚大で、今でも半数近くの園児たちが仮設住宅から通園しているということです。裸足でダンスを踊る様子はとてもたくましく、植替えの際も薄着で頑張っていました。

おさなご幼稚園 裸足で元気に踊る子どもたち


3か所目に訪れたのは「堤乳幼児保育園」。高台に位置するため、津波の被害には合わず、震災後2週間で再開したそうです。ただ、保育園の敷地内には今も仮設住宅が立ち、お年寄りを中心に約50名の方たちが暮らしています。保育園では日ごろから園児とお年寄りの交流を大事にし、イベントに招待したり、仮設住宅に職員がお茶を飲みに行くなど、良いコミュニケーションが取れているそうです。


仮設住宅の皆さんと
当日、30名の園児たちに仮設住宅のお年寄り15人ほどが加わり、仲良く植替えをしました。先生も慣れたもので、「おじいちゃん、おばあちゃんは腰が痛くてしゃがめないから、シャベルで掘るのは子どもたちがやってね」と、さりげなく役割分担を指示。手際良く植替えが終わると、お年寄りたちは「じゃあ、またね」と、手を振りながら隣の住宅に帰って行きました。

東日本大震災で壊滅的な被害を受けた大槌町に今も残り、復興に向けて努力を続ける人々。当時は町中ががれきと泥で景色がモノクロームになり、心も同じように灰色だったと保育園の職員は言っていました。花を植えることで景色に彩りが加わり、気持ちにも張りが出たとのこと。今回の3か所の施設の訪問で、少しでも人々の気持ちに春をお届けすることができたのなら、こんなに嬉しいことはありません。被災地をこれからも<ずっとおうえん>していきたいという気持ちを、改めて確認しました。

文:柳沢恵子(フジテレビ 経営管理局)

フジテレビ 武田祐子アナウンサーからのメッセージ




震災から4年、“春をお届けします”とは言っても岩手県大槌町はまだ寒く、私たちもダウンジャケットを着ての訪問です。

園を訪ねると、子どもたちが元気で大きな声で「おはようございますっ!」とニコニコ顔で近寄って来てくれました。なんて元気がいいのでしょう!


私が読む物語に一生懸命耳を傾け、あの難しいピーヒャラダンスもなんなく自己流で踊りまくり、ビオラの苗を植える時には花の上にまで土を被せる勢いで、全て100%以上の力を見せてくれます!

春を届けに行ったつもりが、逆に元気とパワーを貰いました。
大槌町の皆さん、ありがとうございました。。

文:武田祐子(フジテレビ アナウンサー)

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