今年も「防災ウィーク」を開催~積極的な取り組みに対し芝消防署から表彰~
[2013年10月29日更新分]
フジテレビでは、東日本大震災が発生した2011年から「防災ウィーク」を設定し、社内で働く社員、スタッフを対象とした1週間の防災訓練を行っております。
今年も9月24日(火)から27日(金)の4日間、フジテレビ流『自助・共助・公助』をテーマに芝消防署の協力のもと全社防災意識の向上と災害対策の進展を目的に開催しました。今回は4日間延べ約850名の社員、スタッフが参加し、過去最高の参加者数となりました。
◆フジテレビ流 『自助・共助・公助』とは…
『自助』⇒ 自分の体は自分で守る
『共助』⇒ 冷静沈着で迅速な救助活動を行う
『公助』⇒ 放送を維持し長期的に被災者を支援する
◆「JKB48」の発足
今年の「防災ウィーク」の目玉として、防災に高い関心を持ち、防災意識の啓発にリーダー的役割を果たしてもらうため、『JKB48』と称する防災コアメンバー48名を各部局より選出しました。
※『JKB48』とは、〈自助〉⇒J、〈共助・公助〉⇒K、〈防災コアメンバー〉⇒B
フジテレビ「防災ウィーク」では、下表のスケジュールで様々なイベントを展開し、
社員、スタッフの防災意識を高めました。
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防災もしもツアーズ
普通救命講習
初期消火訓練
負傷者搬送訓練
講演
今回は講師として、元東京消防庁 警防部長であり、「3.11」の際の福島原発 東京都緊急消防援助隊総隊長 佐藤康男氏をお招きし「福島原発 最前線の危機を回避せよ」-今語るその時の決断- をテーマに、実体験に基づいた緊急時の判断や、リーダーとしての組織のまとめ方など、我々にも非常に役立つお話でした。
全社一斉訓練
「防災ウィーク」最終日の27日は、事前に取り組んだ初期消火や負傷者搬送などの訓練の成果を発揮する全社一斉の総合防災訓練を行いました。
訓練の開始に先立ち、亀山社長が自ら非常災害放送による陣頭指揮をとり、緊張感あふれる中、訓練が開始されました。
総合訓練では、各局室ごとに設けられた「安全ゾーン」などを確認し、大地震発生の瞬間への対応意識を高めることや、救護所へ負傷者を搬送してのトリアージ訓練、そして館内で火災が発生した想定で初期消火訓練や全館避難誘導訓練を行うなど、より実践的な訓練となりました。
芝消防署から表彰
フジテレビで働くすべての人が災害時に自分の身を守ることで、放送局としての使命を果たせます。
視聴者に正確な情報を迅速にお伝えするため、これからも防災への取り組みを継続していきます。