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2013年度 災害支援トピックス

宮城県岩沼市で食育イベント~津波の被害を乗り越え再開した園を訪問~

[2013年6月14日更新分]


4月25日、仙台空港にほど近い宮城県岩沼市にて「ずっとおうえん。プロジェクト・食育出前授業『ハロー!どっこくん。』」を開催しました。

今回の“食育の先生”は、フジテレビ西山喜久恵アナウンサーと、仙台放送の稲垣龍太郎アナウンサー。ふたりとも食育の先生初挑戦!さらに、宮城県で行う『ハロー!どっこくん。』には欠かせない、仙台放送のキャラクター「ジュニくん」も応援に駆けつけてくれました。

お邪魔したのは岩沼はるかぜ保育園と東保育所。
東保育所は、震災の際、甚大な津波の影響を受け一度閉園を余儀なくされた保育所ですが、この春晴れて再開することが出来ました。東保育所が閉園中、保育園に通えなくなった子どもたちの一部を受け入れてくれたのが岩沼はるかぜ保育園だったそうです。


まずは岩沼はるかぜ保育園へ。
大型紙芝居と「どっこくん体操」が終わり、ジュニくんが登場すると子どもたちは「ジュニくん!ジュニくん!!」と熱い声援を送っていました。
みんな「ジュニくん体操」もばっちり決まっていました!



続いては東保育所。こちらの保育所には、まだ年長さんがいないんです。年少さん、年中さんには、この紙芝居はちょっと難しいかなぁ~と思っていましたが、西山アナウンサーが「紙芝居の中に舞茸が隠れているよ~どれだろ~?」と問いかけると「はい!分かる!!」と次々と手を挙げて積極的に参加してくれたこどもたち。とても生き生きした表情でした。

文:西原 恵(フジテレビ 映画事業局)

フジテレビでは、今後も「東日本大震災・こどもおうえんプロジェクト」を被災地のニーズに合わせ継続して展開していきます。

フジテレビ 西山喜久恵アナウンサーからのメッセージ

「ずっとおうえん。プロジェクト」で、これまで何度も朗読のイベントには参加してきましたが、今回初めて食育出前授業『ハロー!どっこくん。』のお姉さん(?)として、宮城県岩沼市の2つの保育園に行ってきました。



まず初めに訪れたのが、岩沼はるかぜ保育園。およそ100人の園児がいる大きめの保育園で元気いっぱいの子どもたちが迎えてくれました。


まず、子どもたちが驚いたのが、「どっこくん」の大きな紙芝居。日頃先生に読んでもらっている紙芝居の5倍はあると思います。6歳児クラスの子ども達が中心となり、「どっこくん」の紙芝居に出てくる難しい山菜の名前も積極的に答えてくれました。それにつられて、小さい子どもたちもしっかり話を聞いてくれていたのには驚きました。「どっこくん」の紙芝居は、大きさもさることながら、細部まで様々な食材で作られていて手が込んでいるのです。子どもたちは、面白いものには敏感ですね!

そして、一番の歓声が上がったのが、仙台放送のキャラクター「ジュニくん!」が登場した時です。
地元の番組で人気のキャラクターとあって、子どもたちは、大はしゃぎ!思わず、近寄って抱きついていた子どももいました。その興奮のまま、歌って踊ってイベントは終了。

イベント終了後、みんなで写真撮影をしたのですが、何人かの子どもたちが、「ジュニくん」だけでなく私にも抱きついてきてくれました。ちょうど私の娘と同じくらいの年齢の子ども達。「先生見たことある!」とか「きょうのわんこ知ってる!」とかお話ししてくれて、お返しに一人ひとり抱きしめてしまいました。



次に訪れたのが、東保育所。
はるかぜ保育園から車で20分くらいのところです。
イベントの前に園長先生が、「地震のとき、保育園にいた園児は全員隣の小学校に避難して無事だったんです。でも家に帰ってしまった園児2人は被害にあってしまって。」と話してくれました。今では元気な子ども達の声が響き渡っている東保育所。しかし、残念ながら被害にあってしまった2人の子ども。このような平和な日常が戻ってくるまでに、どんなにご苦労があったことか。
最後に先生は、「やっぱり、子どもたちの元気な声に一番癒されますね!」と明るく語ってくれました。東保育所のイベントも、大きな紙芝居と「ジュニくん」のおかげでもちろん盛り上がりました。

これからも、ずっとずっと東北の子どもたちの笑顔を絶やさないよう活動を続けていきたいと
強く思いました。

文:西山喜久恵(フジテレビ アナウンサー)

仙台放送 稲垣龍太郎アナウンサーからのメッセージ

「食育イベント」は初参加だったので、
最初は幼稚園や保育所の子どもたちが喜んでくれるかな、
楽しんでくれるかなと緊張していましたが、
終わってみれば子どもたちの笑顔に癒されていました。

初めて目にした大人の私でも、
その大きさに驚いたどっこくんの「大きな紙芝居」。
子どもたちは、まじまじと見つめながら、
お話を聞いている姿を見て、また癒されたのでした。

仙台放送のキャラクター・ジュニくんが登場すると、
子どもたちのテンションは一気にアップ!!
キャラクター人気、おそるべし。
ジュニくんに抱きつく子どもたちが後を絶たず。
続いて、最近少しお腹周りが気になり始めた私にも
ハグをしてきて「気持ち良い」とつぶやく子も・・・。
いやはや、子どもは正直です。

子どもたちの弾ける笑顔でパワー充電!
子どもたちに楽しんでもらいながらも、
私が元気をもらって帰ってきたのでした。

文:稲垣龍太郎(仙台放送 アナウンサー)

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