FNN各局も参加「南海トラフ巨大地震」を想定し、大規模な災害放送訓練を実施
[2013年12月16日更新分]
FNN(フジ・ニュース・ネットワーク)では、万が一の災害に備える大規模訓練を毎年実施しています。訓練にはFNN各局が参加し、災害時の放送の協力体制の確認などを行います。
今年の訓練は「四国沖で南海トラフ地震が発生し、最大震度は7。四国だけでなく九州、紀伊半島沿岸を巨大津波が襲う」という事態を想定して行われました。フジテレビも含めて関西テレビや東海テレビなど15の系列局が参加する大規模なものになりました。
被害現場を想定した和歌山県串本町や高知市、政府の情報が集まる気象庁や国会記者会館などそれぞれのポイントから記者やカメラマンが臨場感あふれるリポートを行い、フジテレビが特別番組の形でまとめました。
また、訓練では、災害時に各局の連携がスムーズに行えるかなどの検証のほか、他の系列局のエリアに応援で入ったヘリからの映像を伝送する方法などの確認も行いました。
今回の訓練により、更なる課題が浮かび上がってきたため、今後検証して改善していくことになりました。
1000年に一度の大地震などの災害、いざという時に放送の使命を果たすため、FNNでは今後も訓練を継続していきます。
文:木村大久(フジテレビ 報道センター)